からだの潤いが不足している陰虚タイプ。
のどが渇く、寝汗をかく、手のひらや足の裏がほてる、肌が乾燥しやすいなどが特徴です。
心身ともに過労気味の人や、糖尿病を患っている人に多くみられます。また、加齢もからだが潤い不足になる要因のひとつです。
このタイプの人は、空気が乾燥し始める秋に備えて、夏の終わりごろから新鮮な野菜や果物で潤いを補給するよう心がけましょう。
また、梨、柿、百合根、クコの実、白キクラゲ、ハチミツ、ゴマなど、体を潤す作用をもった食材も適度に食生活に取り入れましょう。
ヤマイモやオクラなどもおすすめです。
逆に、体の潤いを奪う唐辛子などの香辛料は決して食べ過ぎないように気をつけてください。
~薬剤師 鳥居英勝~