手指や足裏など、『イボ』が気になる方は多いようです。ものの本によると、程度の差こそあれほとんどの人に          イボがあるとのこと。                                                              その原因はウィルス。イボの原因となるウィルスは、80種類以上あります。

ほとんどのイボは、放っておけば自然に消失します。ただ、見た目が気になったり手がつい伸びて触ってしまうなど、      生活に支障があるような場合には、取ったほうが良いでしょう。

イボを取る方法は色々あります。お医者さんでは、レーザーで焼いたり、液体窒素で凍らせてとる方法を取ります。       ただ、これらの方法は痛みを伴い、子どもにはつらいようです。

自宅で簡単にできる方法に、サリチル酸製剤をイボの硬くなったところに塗り、その部分の細胞を壊したのちやすり       などで削る方法があります。                                                          これを繰り返すうちに、ゆっくりとイボが小さくなり元の皮膚に戻ります。痛みがないので子どもでも大丈夫です。         ※顔や皮膚がデリケートな部分などには、この方法は向きません。

また、ヨクイニンという漢方薬を飲むと、ゆっくりとイボが小さくなります。

【注意】放っておいてはいけないイボや、水イボなどの積極的に治療をした方が良いイボもあります。               判別が難しい場合には、お医者さんに相談することをお勧めします。

      ~薬剤師 鳥居英勝~