妊娠初期の過ごし方は、健康な赤ちゃんの発育に大きく関わってきます。
受精後20日~40日の時期の胚は、細胞分裂の影響を非常に受け易いことがわかっています。初期の期間形成であるこの時期では、さまざまな身体部分において多くの相互作用があり、所定の身体部分がうまく機能していなければ他の身体部分の発達に大きく影響します。
この時期は、喫煙・飲酒・化学的な医薬品の使用やストレスの多い活動など、危険な行動はやめた方が良いとされています。
また、子どもを健やかに育むための身体造りは、妊娠前から行うことが大切です。
~薬剤師 鳥居英勝~