コラーゲンをしっかり摂取すると、動脈硬化が改善されることが分かっています。

そもそも動脈硬化は、血管の一重層の内皮細胞に傷がつき、そこにコレステロールや白血球が入り込んでプラークが形成され、その結果血管が硬く厚くなるというのが簡単なメカニズムです。

そこで、良質な低分子のコラーゲンをたっぷり摂取すると、たとえ内皮細胞に傷がついてもその部分が早く代謝され、正常な血管に戻るとのこと。また、既にプラークが出来ていても新しい血管内皮が造られるのに伴ってプラーク自体も血液中に溶け出すので、厚くなってしまった血管も薄くなるようです。

血管は筋肉で出来ています。内訳は一重層の内皮細胞からなる毛細血管が9割、二重層と三重層からなる太い血管が一割。コラーゲンは、それら全てを構成している主要な成分です。年とともに体内のコラーゲンは減少しますし、代謝がにぶくなりコラーゲンは酸化されて老化・硬化してしまいます。

動脈硬化を改善し、予防するためには、人体に吸収されやすい発酵ペプチド型で低分子のコラーゲンを、吸収を妨げない食前に服用すると良いようです。また、合せてビタミンCを摂ることも大切。ビタミンCは、コラーゲンペプチドが体内でコラーゲンに再合成される際に補酵素として必須です。

当店では、自身を持っておすすめできる、吸収効率と体内での再合成が良いコラーゲン製剤を取り扱っております。

      ~薬剤師 鳥居英勝~