元気で長生きの秘訣は、血管を若々しく保ち、血流を良くすることです。
というのも、日本人の死亡原因をみると、1位がガン、2位3位が脳疾患と心疾患、4位肺炎…と続いていきます。ちなみに老衰は3%程度。
この中の脳疾患と心疾患は、実は動脈硬化に基づくもの。ということから、『本当の死亡原因1位は動脈硬化』と言い切るお医者さんもおられます。
年を重ねると誰でも気になる生活習慣病ですが、実はそれ自体は命に関わることではありません。高血圧、糖尿病、高脂血症などの病気がどうして怖いかというと、それらは動脈硬化を引き起こし、脳梗塞や心筋梗塞につながるからです。
でも、血管を軟らかくして、血液をサラサラにしておけば、命に関わる重大な事態が起こるリスクを減らすことができます。
動脈硬化は、血管の内皮細胞に傷がついて炎症が起こることから始まります。そこにコレステロールが入り込み、それを白血球が取り囲み、プラークができる。そのプラークが大きくなって血管腔を狭くさせる。その状態で負荷がかかった血管に傷が出来るとそこに血小板が集まって血管が閉塞してしまう。また、その血栓が遠くの肺や脳・心臓の血管に飛んで詰まる。
血圧や血糖が高いと、血管に傷がつきやすくなります。また血中の脂質が多いと、プラークができやすくなります。すなわち、高血圧、高脂血症、糖尿病は、動脈硬化と血管の閉塞を起こすリスクを高めてしまいます。だから、これらの疾患を治める必要があるのです。
では、どうすれば血管を若々しく保ち、血液を流れやすく保つことが出来るでしょうか。
まず、先にあげたような高血圧・高脂血症・糖尿病などの疾患をケアーすることが当然必要です。そうすることで、まず動脈硬化がおきやすい環境を改善することができます。また、有酸素運動を適当に行う事で、血管の柔軟性が回復することがわかってきています。早歩きなどの軽い運動を毎日数十分行うと良いようです。
その上で大事になるのが、活性酸素対策。活性酸素は本来、体内に入り込んだ悪いものをたたくのに必要なものですが、現代のストレス社会においては過剰になりがち。活性酸素が大量に発生していると、全身の細胞は酸化され、老化・硬化してしまいます。
ですので、抗酸化作用を有するフラボノイドやビタミンなどで、余分な活性酸素を除去することが大切です。抗酸化物質によって、血管の酸化を防げば、それによって血管が硬化するのを予防できますし、血管に柔軟性が戻るという評価も得られています。また、赤血球などの血液成分の酸化を防げば、それらにしなやかな柔軟性が生まれるので、細い血管にも血液が流れやすくなります。
高品質のイチョウ葉エキス中のフラボノイドには、強力な抗酸化力があることが知られています。また、イチョウ葉エキスには血小板の凝集を抑制する成分も含まれており、抗酸化作用とは違うメカニズムでも血液をサラサラに保つ働きがあることが分かっています。
また、近年良質のコラーゲンが動脈硬化の改善と予防に役立つことが分かっています。というのも、コラーゲンが、傷ついて炎症をもった血管の内皮細胞の正常化に大きく関係しているからとのこと。
コラーゲンは、人間の筋肉・骨・肌の主要な構成成分です。ただ、加齢によって自然に減少してしまいますし、代謝が悪くなれば老化・硬化してしまいます。以前より、健康と美容のために摂取することが望ましいとされているコラーゲンですが、動脈硬化を改善することが医療の現場で明らかにされたことは特筆すべきことだと思います。
ちなみに、年をとると1日に2gのコラーゲンが減っていきます。そして、吸収されやすい低分子のコラーゲンを1日4g程度服用すると、3ヶ月で頚動脈の血管腔が広がるというデータが得られているようです。
これらのことから、動脈硬化を改善・予防し、血液の流れを良く保つには、動脈硬化の原因となる基礎疾患を改善し、適度な運動を行いながら、イチョウ葉エキスとコラーゲンのサプリメントなどを服用して血管と血液をケアーすることが有効だと思います。※当店では、有効成分を高濃度で、かつ最も効果がよいとされる配合比率で含有するイチョウ葉エキス製剤と、人体に吸収されやすいよう発酵ペプチド化されたコラーゲン製剤を取り扱っております。このコラーゲン製剤には、コラーゲンペプチドが体内に吸収された後にコラーゲンに再合成されるのに必要なビタミンCも配合されております。※
年を重ねると誰でも気になる生活習慣病ですが、その本当の怖さは動脈硬化とそれにより引き起こされる梗塞にあります。ただ、血管を柔らかくして、血液をサラサラにしておきさえすれば、命に関わる重大な事態が起こるリスクを減らすことができます。
元気で長生きの秘訣は、血管を若々しく保ち、血流を良くすることです。動脈硬化や血流が悪いことが心配な方は、血管と血液ケアーを始められてはいかがでしょうか?
あなたの健康は、ご家族のよろこびです!
~薬剤師・国際認定中医師 鳥居英勝~