危険ドラックがどれだけ恐ろしいかはニュースの報道で広く知られていますが、身近な薬でも使い方を誤ると大変なことになります。例えば、市販の痛み止めや風邪薬。
あるダルク代表の方のお話によると、『誤った使い方で中毒のようになると、抜け出すには覚せい剤や麻薬よりも時間がかかる』そうです。
その理由は、市販薬は当然合法で誰でも買うことができる薬なので安心感が高い。そのせいか、はまるとどっぷりと浸かってしまいやすいためとのこと。
くすりは、毒にも薬にもなる代物です。本来の目的に合わせて、必要な量を必要な期間だけ服用することが原則です。※市販薬でいえば『痛み止め・咳止め・風邪薬』、処方薬だと向精神薬には注意が必要です。
☆市販薬でも処方薬でも、当然じっくりと長い時間服用する必要がある薬もれば、用法用量を適宜増減して使用する薬もあります。その場合は、専門家の説明に従って服用することが望まれます。
~薬剤師 鳥居英勝~