子供からもらったのか、先日お腹の風邪にかかってしまいました。症状は、便が出渋る感じ。そこで、かなりひどい便秘でも楽になるよと聞いていた方法を試してみました。
それは、朝起きてお腹が空っぽのときに、酵素飲料を飲むというもの。乳酸菌とオリゴ糖が生きたまま腸まで届いて、腸内環境が良くなるという説明で、理にかなっていると感じていました。寒い時期でもあり、お腹を温めようと温かくしてのんでみました。
するとその日から、形の良い便が、ヌルッと出るようになりました。色も薄茶色で理想的に。
うんちの色は腸内細菌のバロメーターになります。善玉菌が多いとうんちは黄色っぽく、悪玉菌が多いと黒っぽくなります。ちなみに、善玉菌が増えている状況では腸内は酸性に傾き、悪玉菌が増えている状況ではアルカリ性に傾いています。
肉ばかり食べていると、うんちは黒くなっておならは臭くなります。こういうときは、発酵食品やオリゴ糖・食物繊維を多く摂ると、善玉菌が増えて、うんちは茶色っぽくなりおならは臭わなくなってきます。
理想的なうんちは、薄茶色~黄色。この状態であれば、腸内免疫も良好で風邪も引きにくいはずです。便の色は、健康のバロメーターにもなります。
~薬剤師 鳥居英勝~