今日の下野新聞20面に、面白い記事がありました。
「腸でも呼吸できるドジョウをヒントに、酸素が少ない環境でブタやマウスにお尻から酸素を送り込んだところ、呼吸不全の症状が改善する傾向が見られたという研究結果が発表された」とのこと。
東洋医学では、肺と大腸は表裏の関係にあり、密接につながっていると考えられています。肺だけがもっていると思われている呼吸機能を、腸も有しているとすれば驚きです。
腸といえば、近年、第2の脳、免疫の要など、消化吸収だけではない重要な働きがあることが分かっています。
快食、快便を心掛けて、腸内環境を調えておきましょう。
~薬剤師 鳥居英勝~