爪白癬(爪にできる水虫)は、外用薬ではなかなか良くなりません。
それは、発症場所が血管に近いところにあるために、つけた薬が患部にとどまらず十分に効かないためです。
近頃では、内服薬の抗真菌剤を服用することでかなりの改善効果が得られているようです。
しかしこの薬は、医師の処方の元、肝機能の検査や併用薬との相性を確認しながら注意して使う必要があります。
副作用の心配が少ない内服薬として、漢方薬も効果があるといわれています。
体質と症状に合わせて選択し服用すると、症状の改善が期待できます。
爪白癬は、ほうっておくとひどくなる一方です。
お悩みの方は内服薬を試してみるとよいと思います。
~薬剤師 鳥居英勝~