女性ホルモンには動脈硬化の予防効果があると考えられています。

骨粗鬆症と診断され女性ホルモン補充療法を行っている患者では、動脈硬化性疾患の発症率が低下することが分かっています。
これは、女性ホルモンにより内皮依存性血管拡張能が
改善するためであると考えられています。また、ホルモン補充療法による治療期間中にその効果の減弱は認められなかったとのことです。

同じように、赤ワインに含まれるポリフェノールなどの抗酸化物質も動脈硬化を予防することが報告されています。

大豆イソフラボンや、抗酸化に働くポリフェノールを積極的に摂取することは、動脈硬化の予防に役立ちそうです。

       ~薬剤師 鳥居英勝~