『子宮内膜症』この症状は、着床障害や卵管障害(卵管の詰まり)の原因となることがあります。

この場合、次の対処法を施します。

①卵胞発育期に余分な陰が成長していると考え、陽を高める漢方薬を服用する。
②陽虚が原因でお血が発生するという状態が多い
ので、適宜活血薬も併用する。

まとめると、
『卵胞期と黄体期に陽を補い、月経期に活血する』
ことが大切です。

『月経が始まっても体温が下がらない。または、一度下がってからまた上がる。』ことが、子宮内膜症のサインです。
不妊症につながることもあるので、気になる場合は放置せずに早めに対処することが大切です。

       ~国際認定中医師 鳥居英勝~