『こんにゃくセラミド』は、こんにゃく芋由来のグルコシルセラミドを多く含む食材です。
健常人の摂食試験において、『用量依存的に肌からの水分蒸散量を低下させる』ことが示されています。

アトピー性皮膚炎の患者でも、こんにゃくセラミドの8週間にわたる継続摂取により、肌からの水分蒸散量が低下し、バリア機能が向上することが確認されています。

その結果として、肌のキメが整い、塗布薬がよく伸びて薬の使用量が減ったと実感できたという意見があります。

アトピー性皮膚炎治療の補完として、肌バリア性に特に関与するこんにゃくセラミド摂食は有効であると考えられています。

       ~薬剤師 鳥居英勝~