食品添加物・清涼飲料・残留農薬・偏食などの『誤った食生活』は、『キレる脳』の形成に大きく影響していると考えられています。

有害化学物質が体内に蓄積されると、神経組織や臓器・器官に大きなダメージを与えます。
それがストレスとなって、脳の神経組織や脳内ホルモンを乱します。

神経組織が傷つくと、神経伝達物質が不足し、情報が正しく伝達されません。
すると脳は、自分の思い通りにならないことから欲求不満に陥り、ストレスが増し、神経が異常に過敏になり興奮します。
また、脳を安定させるホルモン物質のバランスが崩れると、精神的な免疫力が低下し、感情のコントロールができなくなります。
これがキレる原因です。

『キレる脳』の形成には、食事の影響の他にも、テレビゲーム、知育偏重主義の教育、その他の複合的要因が考えられています。

       ~薬剤師 鳥居英勝~