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ビールは痛風のリスクを高めることで知られています。これは、主原料の麦芽にグアノシンという吸収が早いプリン体が豊富に含まれており、ただちに尿酸に変換されるため。大瓶1本のビールの摂取で血清尿酸値が増加することが報告されてます。

近年ビールにかわって多く飲まれている発泡酒の場合でも、同量を1本飲むと血清尿酸値を増加させるとのこと。ただし、95%プリン体カットの発泡酒では血清尿酸値を増加させないとの報告があります。

痛風の予防には禁酒が理想的ですが、厳しい節制は長続きせず、治療上もマイナス面が多いようです。実行可能な摂取制限として、プリン体を大幅にカットした発泡酒1日500~1000ml程度の量であれば勧めてよいとする文献もあります。

※大量の飲酒は体内に尿酸を蓄積させることが分かっていますが、通常の飲酒量(ビール500ml以下、日本酒1合以下、ウイスキー60ml以下)では、血清尿酸値にほとんど影響しないとされています。

      ~薬剤師 鳥居英勝~

人には3大酵素と呼ばれる潜在酵素があります。SOD、カタラーゼ、GPXの3つ。これらは、それぞれ活性酸素を除去して細胞が酸化されるのを防ぐ働きをしています。

ところが、これらの酵素は体内で作られる量が決まっていて、年をとると共に残りの量が減ってきます。そして、枯渇すると死に至ります。

3大酵素の中で最も強力に活性酸素を消去してくれるのはGPX(グルタチオンペルオキシダーゼ)。このGPXと同じ働きで活性酸素を打ち消す働きが、イチョウ葉エキスGBE24にはあります。つまり、GBE24を飲めば飲んだ分だけGPXが使われずに済むので、すなわち命の貯金が残るというわけです。

イチョウ葉エキスGBE24は、血流改善、動脈硬化予防、耳鳴り・めまい、物忘れの改善など、様々な症状に用いられます。最近では、アルツハイマーや脳血管性痴呆症にも効果が実証されています。

イチョウ葉エキスGBE24の基礎的な働きは、細胞の炎症を抑えることと細胞の酸化を防ぐこと。細胞の酸化が防げれば細胞が若々しく保たれるのでいつまでも元気に過ごすことが出来ます。私も毎日健康貯金に励んでいます。

      ~薬剤師 鳥居英勝~

乳酸菌には動物性と植物性があります。動物性乳酸菌はミルクやヨーグルト、チーズなどの乳製品に、植物性乳酸菌は日本の味噌や漬物、韓国のキムチ、ドイツのサワークラフトなどに含まれるそう。

植物性乳酸菌は動物性に比べ、苛酷な環境でも生き抜くことができるのが特徴。乳酸菌が生きたまま腸に届いて悪玉菌の生育を抑え腸内細菌を整えます。腸の機能が高まることで、消化・吸収が促進。便秘や下痢を防ぐ効果が期待できます。その性能は実に動物性の数倍ともいわれています。ほかにもアレルギー症状の緩和・抑制、感染症の予防などの効果もあります。

このような優れた働きをもつ植物性乳酸菌ですが、昔の食生活ならいざ知らず、洋食に優れた現代人が日常的にとるのは難しいもの。そこで、効率よく摂取できる健康食品が多く発売されています。

植物性乳酸菌製剤として、当店では「大高酵素」がお勧めです。大高酵素は、50種類以上の植物を自然発酵させた植物発酵エキスで、植物性乳酸菌もたっぷり含んでいます。健康を保つために毎日飲むと良い商品です。

      ~薬剤師 鳥居英勝~

貧血の2/3を占める鉄欠乏性貧血。体の中から活発に動き出す春先は多くの血液が必要になり、貧血を訴える方も多くなります。中でも鉄の欠乏を原因とする鉄欠乏性貧血が非常に多く見られるようになります。

鉄欠乏性貧血とは?/日常の食事からの鉄分摂取不足および消化管からの鉄の吸収障害による鉄欠乏で、ヘモグロビンが減少することで現れる症状です。

①前潜在性鉄欠乏=不足する血清鉄を、肝臓に蓄えられた鉄で補っている状態・・・自覚症状なし②潜在性鉄欠乏=肝臓に蓄えられた貯蔵鉄もなくなり、血清鉄が不足している状態・・・自覚症状なし③軽度の鉄欠乏性貧血=さらに進んで骨髄でヘモグロビンができず、ヘモグロビン鉄が減少した状態・・・めまい・疲労感④重度の鉄欠乏性貧血=細胞の代謝がうまくいかずに、細胞組織鉄が減少した状態・・・頭痛・口内炎・動悸・息切れ

鉄欠乏性貧血は、健康な血液の原料になる良質のアミノ酸製剤などを服用すると症状が和らぎます。貧血の程度にもよりますが、ヘモグロビン鉄が増加して貯蔵鉄が養われるまで半年位しっかり服用することをお勧めします。

※レバコール=天然のアミノ酸製剤(鉄分はもちろんビタミン、ミネラルをたっぷり含んでいます。)

      ~薬剤師 鳥居英勝~

胃のトラブルの多くは、物を食べると胃から出る胃酸やペプシン(攻撃因子)と、その攻撃因子から胃壁を守る粘液や粘膜流(防御因子)のバランスが崩れたときに起こるといわれています。

胃酸が胃壁を攻撃すると、胃痛・胸やけ、むかつき、もたれといった症状が出現します。粘膜表面がただれた状態になるびらん、さらに粘膜の下のほうまで傷つくと潰瘍といってますが、胃粘膜表面には神経がないので本来びらんの状態でとまっていれば痛みは起こらないはず。ところが、今まで症状が全くなくても、医者が「あなたの胃は潰瘍の一歩手前ですね」と言ったとたん、痛みを感じ始める患者さんもいます。痛みは心理的要素が大きいのです。

胸やけは、食べ過ぎや飲み過ぎたときによく経験する症状ですが、これは胃酸が食道内に逆流して食道が刺激されたために起こる症状です。食道は通常、下部食道括約部(LES)が胃の内容物の逆流を防止していますが、LESの機能不全があったり食後一過性にLES弛緩が起こると胃の内容物と共に胃酸が逆流し、胸やけが起こると説明されています。

上腹部に感じられる不快なもたれ感は、食べ過ぎ・飲み過ぎで起こり、多くの場合は胃排泄能が正常の人より低下しています。胃排泄能の低下は器質的には異常のない萎縮性胃炎で起こることが多いのですが、酸によって胃粘膜が傷ついた場合にも起こります。

むかつきもやはり食べすぎ・飲みすぎなどで起こるほか、胃腸の器質的な病気でも起こります。

胃腸は、食べ物を消化し栄養素を吸収することで、私たちの毎日の暮らしを支えています。胃腸が正常で健全であれば、体全体に必要な栄養素が行きわたり、病気に対する抵抗力が上昇し、その結果体が本来持っている回復力が高まります。ですから、胃腸の機能を正常に保つことが健康への第一歩といえます。以上のようなトラブルが起こる原因は、40歳を過ぎると増加します。40歳からは胃に不安がない方も胃腸をいたわりましょう。

胃酸の出すぎ⇒胃炎・胃潰瘍。胃酸の不足⇒消化不良。胃酸の逆流(LESの機能不全)や胃排泄能の低下⇒胸やけ・もたれ感・むかつき

      ~薬剤師 鳥居英勝~

漢方薬「抑肝散」に、アルツハイマー症状の原因と考えられる脳の神経細胞死を抑える効果があることが、大阪大学の研究でわかったとのことです。

抑肝散は子供の夜泣きや疳の虫、神経が高ぶっての不眠などに使われてきた漢方薬。近頃では「認知症の方のイライラ解消」にも使われています。

これまでも、抑肝散は幻覚や妄想などのアルツハイマー周辺症状に効果があるとして使われていました。今回の研究報告で抑肝散には「アルツハイマー自体の予防効果がある」ことがわかったことは、アルツハイマーで悩む方には不安解消の一助になるかも知れません。

      ~薬剤師 鳥居英勝~

骨の栄養といえば「カルシウム」が思い浮かびますが、もうひとつ大事なものがコラーゲンです。

コラーゲンは皮膚に弾力を与え、骨に粘りと強度をもたらす線維状のタンパク質。骨を鉄筋コンクリートに例えると、鉄筋にあたる部分がコラーゲン、コンクリートにあたる部分がカルシウムです。

しっかり食事をしていれば、お肉や魚から取ったタンパク質が消化吸収されてアミノ酸となり、このアミノ酸を材料に体内でコラーゲンが作られます。ところが、最近はきちんと食事を摂らない人が多くなったこともあり、若くても骨折する人が増えています。お肌にはりをもたらし骨も同時に強化するために、タンパク質をしっかり摂りましょう。

食事の量が少ない方には、効率よくコラーゲンを摂取できる発酵コラーゲンペプチドがお勧めです。

      ~薬剤師 鳥居英勝~

感染症の治療に使われる抗生物質などの抗菌薬を処方された患者の4割が、途中で治ったと思い込んで服用をやめた経験があることが、製薬会社ファイザーの調査で分かりました。

抗生物質はむやみに服用べきではありませんが、一度使ったら必要量を集中的に飲まないと、生き残った病原菌が耐性化して治療が難しくなる恐れがあります。自己判断で服用を中断することは決してせず、処方された用法用量、服用日数を守りましょう。

      ~薬剤師 鳥居英勝~

断食にはダイエット効果、デトックス(体内の毒素排出)効果、心身のリセット効果があるが、それ以上に大きいのが脳への効果。

断食した人はみな「頭がさえる」「記憶力や理解力が高まる」「物事にどうじなくなる」「疲れ難くなる」といった変化を実感するが、それは脳の仕事力が飛躍的にアップするからとの事。

そのメカニズムは次のとおり。断食を始めて5~7日間経つと脂肪が燃焼して脂肪酸からケトン体が作られる。それで血中にケトン体が増えると、α波が発生し脳は集中し適切な判断がくだせる状態になる。つまり、脳が一段高いレベルの成功脳に作りかえられる。

適切な栄養バランスとエネルギーを考えた正しいデトックスを行うことは、脳と身体の健康の助けになるかもしれません。

      ~薬剤師 鳥居英勝~

①朝一番と寝る前に体重計に乗って、記録する。

②食事日記を書く。(ほめ日記)

③目標体重を決め、達成したら何をするか決める。

④1回の食事時間を30分以上かける。

⑤1口ずつ残して食べ終える

⑥「私はモデル」と言い聞かせる。(モデルウォーキング・姿勢・イスには浅く座る)

⑦夕食は眠る4時間前までにする。

⑧うす味、動物性のものは控える、和食を基本とする。

⑨これらを3ヶ月以上続けて、習慣にする。

⑩リンゴポリフェノール(アップルフェノンSW)や紅麹(リポエンド、GBE-EXプラス)を服用して中性脂肪とコレステロールを下げ、イチョウの葉(GBE24)を服用して血管の柔軟性を高めておく。

      ~薬剤師 鳥居英勝~