» 季節の養生法のブログ記事

寒い冬は「乾燥」と「室内外の温度差」が大きな季節。
お肌への刺激が多くて、いろいろな皮膚病が活発になります。

特にこの時期に多く見られる乾燥肌は、
皮膚表面の汗腺から分泌される皮脂による皮脂膜形成が不十分
→お肌のバリア機能が低下
→刺激を受け易い、体内・皮膚水分の蒸発促進
→お肌の乾燥
このようなメカニズムで起こります。

湿度・温度の外環境以外の原因としては、食事の偏り、遺伝、ストレスなどが考えられます。

予防として大切なことは、何といっても保湿です。
同時に正しい食事による栄養のバランスを整えることも大切です。

乾燥肌を放っておくと、ニキビ・吹出物、皮脂減少性皮膚炎、アトピー性皮膚炎、老人性皮膚掻痒症など様々な皮膚病の原因になります。
乾燥肌が気になる方は、保湿とバランスの取れた食生活を続けることで、肌を内側と外側からケアーして正常化することが大切です。

       ~薬剤師 鳥居英勝~

今年の夏は『猛暑』になると予測されています。
夏に負けないための漢方薬をご紹介いたします。

生脈散:大汗をかいて体力が消耗したときなどに服用すると、必要な陰液が速やかに回復し、体力が戻ります。

清心丸:血の熱を冷まします。日射病までいかなくても強い日差しや強烈な日差しによるのぼせのなどの回復に役立ちます。

       ~国際認定中医師 鳥居英勝~

ビール・清涼飲料水がおいしい季節です。
しかし、水分を摂り過ぎると胃は冷え、消化に必要な胃酸は薄まり食欲低下になり、発汗の増加に伴いミネラル喪失・エネルギー消耗につながり倦怠感の増加になります。
知らず知らずに夏バテの大きな原因につながります。

ここで胃をいたわる食材を紹介してみましょう。
冬瓜です。
冬瓜は、『熱をとる野菜』と言い伝えられ、夏の盛りに出回ります。
東洋医学では暑さで異常に亢進した身体の新陳代謝を正常に戻す薬として用いられています。暑さによる胃腸の衰えを防ぎ、利尿・消炎作用をもち、ジュース・ビールなどの暴飲による胃内の停水を防ぎ、ただれを抑えます。
さらに心臓や腎臓の機能低下によるむくみも取ってくれる食材といわれています。

皮を厚めにむき、種をスプーンでくり抜き、透明感が出るまでしっかりと火を通し、その後、直ぐに火をとめることが調理のポイントです。

柔らかくあっさりとしていて食べやすいので胃腸の弱い方からお年寄りまで喜ばれます。

       ~薬剤師 鳥居英勝~

今年は猛暑の予報です。
夏バテしないよう次のことにご注意下さい。

①室温・湿度などの生活環境を改善する。
②気候や気温などの変化をチェックする。
③温度調節のできる服装で過ごす。
④睡眠リズムをつくり安眠の工夫をする。
⑤状況に応じた水分、ミネラルを補給する。
⑥普段から徐々に『暑さ』に体を慣らすようにする。
⑦肉体疲労、食欲不振などによる体力低下、胃弱などに効能のある医薬品を服用する。
⑧栄養バランスのよい食事を摂る、健康食品、栄養剤などで栄養を補う。
⑨汗をかいたらスポーツドリンクで水分を補給する。

       ~薬剤師 鳥居英勝~

今年は猛暑の予報です。
夏バテしないよう次のことにご注意下さい。

①室温・湿度などの生活環境を改善する。
②気候や気温などの変化をチェックする。
③温度調節のできる服装で過ごす。
④睡眠リズムをつくり安眠の工夫をする。
⑤状況に応じた水分、ミネラルを補給する。
⑥普段から徐々に『暑さ』に体を慣らすようにする。
⑦肉体疲労、食欲不振などによる体力低下、胃弱などに効能のある医薬品を服用する。
⑧栄養バランスのよい食事を摂る、健康食品、栄養剤などで栄養を補う。
⑨汗をかいたらスポーツドリンクで水分を補給する。

       ~薬剤師 鳥居英勝~

梅雨~盛夏の身体症状とは・・・
①うつ病になりやすい
②慢性的に頭・頚・肩・腰・関節に痛みやコリのある人は悪化しやすい
③倦怠感増加
④水虫、喘息、アトピーの悪化
天候の悪条件が重なると身体の弱いところに症状が出ます。湿度、気圧、気温の変化に注意しましょう。

雨になるような時や台風が接近してくると湿度が高くなり気圧が下がります。こういう時は関節に要注意です。
また、気圧や湿度の変化で体内水分、自律神経のアンバランスが発生することで様々な症状が発症します。

この時期には次のことに注意しましょう。
・関節のトラブルがある方は天気予報の確認を。
・除湿、水分代謝、筋力アップ、栄養補給を忘れずに。
・関節と骨の老化予防にコラーゲン、コンドロイチン、グルコサミン、カルシウムなどの補給を充分に。

       ~薬剤師 鳥居英勝~

紫外線は気温が高くなるより、一歩早く強くなります。4月~9月は紫外線対策を意識しなければいけません。

紫外線による健康の害はシミやシワだけではありません。慢性的な紫外線暴露は白内障や皮膚癌をも引き起こします。
 慢性的な害:白内障・翼状片、シミ・シワ・皮膚癌
 急性的な害:雪目、日焼け、免疫力低下

紫外線による健康への害を防ぐには、紫外線を浴びないことが大切です。具体的には・・・
・長袖を着る
・帽子、日傘、サングラスを使う
・日焼け止め

紫外線には3種類あります。その内人体に関わるのは次の2つです。
・UVA:曇りでも地表に届きます。皮膚に及ぼす影響は弱いが、深く真皮までとどきます。シミ・シワの原因になります。
これに対する防御効果はPA+で表されます。
・UVB:曇りの日は減少します。皮膚の浅い部分までしかとどきませんが、強い影響を及ぼします。日焼けや皮膚癌の原因です。
これに対する防御効果はSPFで表されます。

日焼け止めを選ぶときは、目的にあわせたPA値、SPF値ものもを選びましょう。

紫外線は、わずか数分間浴びても肌はダメージを受けます。しかも、長年浴び続けることで“光老化”と呼ばれるシミ・シワ・たるみなどを引き起こします。
顔と比較して腿の内側やお尻などほとんど紫外線に当たらない部分は若い人の肌も歳をとった人の肌もそうかわらない状態です。

10年後の美しい肌のために、“毎日の紫外線対策”を積極的に行いましょう。

       ~薬剤師 鳥居薬局~

つらい花粉症シーズンです。今年の飛散量は例年と比較すると少ないとのことですが、強風吹き荒れる日などは爆発的に花粉が飛び散ります。眼のかゆみ・鼻水鼻づまり・のどのかゆみなどでお困りの方も多いのではないでしょうか・・・。
さて、ちょっと気が早いようですが、来年の花粉症を軽く済ませるために大切な3つのポイントをご紹介いたします。
 ①血液をきれいにする
 ②免疫を正常に保つ
 ③自律神経のバランスを整える

①きれいな血液、アルカリ性に保たれた血液は、炎症性疾患を和らげます。また、免疫を正常に保つためにとても大切です。
②③花粉症は、体の免疫が働きすぎることで起こります。免疫の働きには、交感神経・副交感神経という2つの神経が大きく関わっています。この2つの神経が過不足なくバランスよく働いた状態が『自律神経が整った状態』です。また、最近では腸内免疫といって、腸の中に免疫を司る大切な器官があることが明らかになりました。腸内の善玉菌を増やして腸内の環境を良くすると、正常な免疫バランスを保つことにつながります。

①②③を保つためには、バランスのとれた食生活・適度な運動・十分な休養と睡眠が大切です。

それと合わせて、漢方薬・健康食品・植物性医薬品などで体の正常化を図っていくことをお勧めします。

来年のこの時期を快適に過ごすために、今から始めましょう。お気軽にご相談下さい