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放射性物質は非放射性の相対物質と構造がよく似ています。(原子の中にある中性子の数が異なるだけ) よって、十分なカルシウムやカリウム、ヨウ素、その他のミネラルを食事から摂取していないと、こういった栄養素と構造が似た放射性物質を体が吸収してしまいます。

例えば、カルシウムが適切に摂取できていないとストロンチウム90やその他のカルシウムと構造がよく似た放射性物質を取り込んでしまいます。逆に、カリウムを十分に補っていればセシウム137など色々な放射性物質が体にとどまりにくくなります。また、昆布をはじめとして魚介類全般を摂取してヨウ素を飽和させておくことで、放射性ヨウ素の体内蓄積を防ぐ事が出来ます。

このように、細胞が必要とするすべての栄養素を食事から得る事ができれば、放射性物質を吸収することも最小限に抑えられ、さらにこういった物質を体外へ除去することが可能になります。

放射性元素に似た性質の必須ミネラル全般をしっかり摂るための食事は・・・

マゴワヤサシイ(豆・胡麻・ワカメ・野菜・魚・椎茸・イモ)+玄米による高ミネラル食をしっかり摂ることが大切です。この食事は、結果として抗酸化系ビタミン・ファイトケミカルもしっかり補えます。また、ペクチンには放射性物質を絡みつけて排出する働きがあるので、リンゴや柑橘類(ハッサク・いよかん・甘夏・デコポン)などを摂ることも効果的です。

       ~薬剤師 鳥居英勝~

現在、福島第一原発の事故が予断を許さない状況で、高いレベルでの放射線汚染が懸念されおり、外部被曝はもとより空気・水道水・食品などからの内部被曝が心配されています。皆様の健康を留意し、栄養面からの予防及び治療効果も含めまして、提案させて頂きます。

硫黄成分を含むアミノ酸(含硫アミノ酸)には、X線や放射線の害を防ぐという論文が数多くあり、重金属及び放射性物質から体を防御することが知られています。一般にアミノ酸はタンパク質を合成し、放射線に被曝して損傷した組織を修復する材料となります。中でも含硫アミノ酸のシスチン・システインは、放射線に被曝した組織に対する抗酸化作用が高いことが知られております。さらに同じ含硫アミノ酸のタウリンは、放射線被曝により尿中排泄量が増えることから、マウスによる実験を行ったところ、放射線被曝に対する生存率が高まる事が分かりました。

参考:含流アミノ酸:大腸菌並びにマウスのγ線照射に対する含硫アミノ酸誘導体の防護、増感効果に関する研究 川崎医療短期大学放射線技術科 西村明久(指導:岡山大学医学部放射線医学教室 青野要教授)http://ousar.lib.okayama-u.ac.jp/file/16345/20100212043518/98_827.pdf

タウリン:静岡県立大学食品栄養科学部教授 横越英彦http://sfns.u-shizuoka-ken.ac.jp/express/newspaper/taurine10.html

これらを含む栄養剤とサプリメントは次の通りです。NEOTAU100(タウリン)、アミノキレート(含硫アミノ酸のシスチン、システイン)、液体サプリメントレッド(メチルスルフォニルメタン等含硫アミノ酸系を含む)

これらにつきましては、低レベルの放射性物質が長く放出されている状況下で被曝予防として摂る場合には、一定量を毎日続けて摂取することが必要であると考えます。また、大量の放射性物質が放出された非常事態の場合には大量に摂り、被曝予防と解毒、及び組織の修復について最大限の備えを行う事が必要であると考えられています。

参考までに、平時の1日あたりの必要摂取量は次の通りです。NEOTAU100(50包¥16,590-):1日3包、アミノキレート(30包¥8.190-):1日2包、液体サプリメントレッド(450ml¥18.900-):1日15~30ml※非常時には、この量の3倍程度を摂ると良いといわれています。

私も、原発事故が発生してから間もなくこれらを服用し始め、現在も続けております。かなり厳しく苦しい時期が続くものと思いますが、第一に健康を優先してこの時期を乗り越えて頂きたいと願っております。

       ~薬剤師 鳥居英勝~

営業状況 23/3/16

| 新着情報 |

大地震発生から5日目。鳥居薬局では通常どおり営業いたしております。

ニンニクに含まれる硫化アリルという成分に、軟骨破壊酵素を制限する働きがあることが分かりました。臀部・膝・腰の痛みの改善に応用できそうとのこと。

硫化アリルは、ニンニクやタマネギ・長ネギなどのネギ類に多く含まれています。それらを多く摂る方では臀部骨関節炎の発症率が低い事が明らかになっています。

       ~薬剤師 鳥居英勝~

せきなどが1ヵ月近く続き、重症化することもある『マイコプラズマ肺炎』の患者が急増し、過去10年で最多となっていることが3日、国立感染症研究所の調べてわかったとのことです。

この肺炎は初期での診断が難しく、風邪と間違われる事も多いとのこと。風邪薬を飲んでも治らない場合には特に注意が必要です。

マイコプラズマ肺炎は、例年晩秋から早春にかけて流行します。今年も10月頃から患者数が急増し、昨年と比べて約3。、統計によると1日の患者数は過去10年で最も流行した平成18年度のピーク時を越えているとの事。

小さな子どもや持病のある人は特に注意が必要。手洗いやうがいなどの基本的な感染症対策が大切です。

※マイコプラズマ肺炎とは・・・ 肺炎マイコプラズマという細菌によって引き起こされえる肺炎で、感染後2~3週間で発熱や全身倦怠(けんたい)、頭痛、せきなどの症状が出る。特にせきは熱が下がってからも3~4週間続く。せきやくしゃみなどで感染する。肺炎の中では比較的症状は軽いが、重症肺炎になり胸に水がたまると重症化することもある。

       ~薬剤師 鳥居英勝~

嘔吐や下痢などを引き起こす、ノロウィルス感染症が流行しています。

感染を予防するためには、入念な手洗いが有効です。また、ウィルス粒子の感染性を奪うには、次亜塩素酸ナトリウムなどで消毒するか、85℃以上で少なくとも1分以上加熱する必要があるとされています。

※次亜塩素酸ナトリウムを成分とする市販の消毒剤には、ピューラックスやミルトンなどがあります。塩素濃度については200から1000ppmが有効とされています。

       ~薬剤師 鳥居英勝~

間もなく本格的な夏がやってきます。海やキャンプなどのレジャーを予定している方も多いことでしょう。しかし、その前に体調を崩してしまってはせっかくの楽しい夏も台無しに・・・。なんとなく調子が悪いと感じたら、夏バテの可能性があります。普段の生活を見直し、夏バテを予防・改善しましょう。

夏バテの症状とは・・・思考力の低下・全身の疲れがとれない・食欲がない・朝起きるのが辛い・冷たいものばかり飲む・下痢や便秘を起こす…..これらの症状が続いたら、夏バテの可能性があります。

夏バテが起きる原因・・・ミネラル不足(発汗で体温が低下し、自律神経がうまく機能しにくくなる) 栄養バランスの偏り(そうめんやひやむぎを好んで食べることが多くなり、栄養バランスが偏りやすい) 睡眠不足(寝苦しいのでなかなか眠れなかったり、つい夜更かしをしてしまう) 冷房病(屋外と室内の温度差が激しく、体調を崩しやすい)

夏バテを起こさないための対策・・・夏バテの原因は、生活習慣の乱れによるものが多数。規則正しい生活を送れば夏バテを防ぐことが出来ます。

☆夏バテ防止の3大原則:①バランスのとれた食事②適度な運動③十分な睡眠

☆こんな食材がオススメ:ビタミンB群(豆腐・豚肉・レバー・たらこ・ごま・うなぎ・マグロ・のり) ビタミンC(トマト・ブロッコリー・カリフラワー・イチゴ・ピーマン・サツマイモ・ジャガイモ・キウイ) 硫化アリル(にら・ねぎ・たまねぎ・にんにく) クエン酸(梅干・酢・レモン)

ちょっとした生活改善で夏バテは防げます。暑い夏を元気に過ごしましょう!

       ~薬剤師 鳥居英勝~

そもそも「笑う」という行為は、息を吐き出すことによって有害な物質を体内に取り込まないための防御反応の1つとのこと。その笑いには、免疫力を高めるなど色々な効果があることが科学的に分かってきたようです。その「笑い」について面白いことが分かりましたのでまとめてみました。

①大人は、1日平均17回笑う。・・・そんなに~!という方は意識して笑いましょう。

②笑う動物は、人と猿だけ。(猿は大人になると笑わない)

③人間も猿と同様に、年齢と共に笑わなくなる。

④40~50才台になると1週間に1度も笑わない方が・・・なんと20%もいる。

⑤声を出して笑うのは、女性の方が多い。・・・女性が長生きなのは笑いでストレス解消しているため?

⑥唾液中のコルチゾール(ストレスを表すホルモン)の下がり方をしらべると、普段からよく笑う方の方がよく下がった。・・・男性よりも女性の方がよく下がる結果が出ました。

⑦笑いは腹筋運動をしたのと同じ。・・・笑いすぎて腹が痛くなった経験がありませんか?

⑧1日に15分笑えば…約40Kcalを消費する。・・・1年で約2kgのダイエットに。

⑨1時間、吉本興業の漫才を見て笑うだけで・・・血糖値が17も下がる。/リウマチの痛みが薬より和らぐ。/がんの進行がゆっくりになった。との報告も。※人をバカにしたような笑いは、効果がないそうです。落語は最高とのこと。

笑うって、とっても大切なんですね!

       ~薬剤師 鳥居英勝~

最近読んだ元気の素(本)をご紹介します。脳に悪い7つの習慣という本です。

悪い習慣をやめるだけで、得られるメリットは・・・

①集中力が高まる②物忘れがなくなり記憶力が高まる③独創的なアイデアが浮かぶようになる④目標の達成率が上がる⑤ここぞというときに力が発揮できる⑥頭が疲れにくくなる⑦コミュニケーションが得意になり、人間関係がよくなる

では、脳にとって悪い習慣とは・・・

①「興味がない」といって物事を避けることが多い②「嫌だ」「疲れた」とグチをいう③言われたことをコツコツやる④常に効率を考えている⑤やりたくないのに我慢して勉強する⑥スポーツや絵などに興味がない⑦めったに人をほめない

ではでは、脳に良い習慣をご紹介します。

①朝一番に白湯をのむ。②深呼吸を1日2回する。③爪もみ健康法④手あて⑤ありがとう日記を書く。

試してみてはいかがでしょうか?

      ~薬剤師 鳥居英勝~

今朝のNHKで、サプリメントの正しい摂り方を取り上げていました。サプリメントの成分の安定性についてから効率よく吸収させるための服用方法など、とても分かりやすくてよい内容でした。

そもそも、サプリメントは食事で摂りきれない栄養を補うためのもの。ということは、正しい食事をしていれば本来必要ないものです。我が家では、玄米を主食にして、バランスの取れたおかずを毎日食べており、これで栄養は十分だと考えています。

サプリメントを飲むのに一生懸命になるのではなく正しい食事をすることに努力することが大切なのではないでしょうか?その上で、色々な要因で栄養の不足を補わなければならない場合にのみ、医薬品の栄養剤や中身の信用できる健康食品を摂取することが大切なんだと思います。

       ~薬剤師 鳥居英勝~