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◇大人も子供も食物繊維をとらない食事が増えています。

食物繊維の一日当たりの摂取量は、1950年頃は20gを超えていましたが、現代の平均摂取量は14g前後と推定されています。食の欧米化と加工食品が増えたことで、日常の食卓から食物繊維を含む食材が減少したことが背景にあります。かつて親子で一緒に食事を作る時間は、古くから伝わる芋やコンニャクなどを使った素朴な料理を通じて、食文化や食育を子供に伝える大切な時間でしたが、現代では様々な社会的要因などにより、難しい家庭が増えてきています。

◇春ウツ対策に乳酸菌だけとっても意味がない?

腸脳相関や免疫力アップ、便秘対策のためにヨーグルトなどの腸活が大ブームとなっていますが、そもそも善玉菌の餌となる食物繊維が少なければ、善玉菌は枯渇してしまいます。食物繊維は、春ウツ対策に重要な「鉄」と「カルシウム」の吸収にも大切です。食物繊維により善玉菌が活性化し、短鎖脂肪酸が増えて腸のじゅ動運動が活性化することで鉄とカルシウムは吸収されます。鉄はセロトニン合成酵素の補酵素、カルシウムは神経細胞からセロトニンを分泌するときに使われます。

◇この時期から始めたい!食物繊維を意識した食事。

食物繊維は、意識さえしていれば、少しの工夫で上手に摂ることができます。昼食をコンビニで済ませる時にも、おにぎりを十六穀米にしたり、野菜サラダを合わせてみたり。味噌汁を具沢山にすることでも食物繊維をたっぷり摂ることができます。普段足りていないとお感じの方は、春を迎えるこの時期から食物繊維に意識されてはいかがでしょうか。

☆私どもでは、最高品質の植物エキス発酵飲料と、水溶性食物繊維がたっぷりの無農薬非加熱の青汁をおすすめしております。多様な乳酸菌と水溶性食物繊維で、腸の中で良い菌が増えるのに役立ちます。

~薬剤師 鳥居英勝~

酵素=植物エキス発酵飲料、ご存じの方も多いと思います。意外にお思いになるかも知れませんが、酵素には決して代謝酵素や消化酵素が入っているわけではありません。

初めて酵素を勉強した時に、酵素と名前がつくのに消化酵素が入っていないことに私も疑問を持ちました。ただ、『栄養を消化された形で摂ることができるので、限りある体内の残存酵素を消化に使わずに代謝に回すことが出来る。そういう意味で酵素ということができる。』このことを知って、腑に落ちた記憶があります。

酵素を選ぶときには、原料、製法、熟成期間を良くみる必要があります。

大事なのは、多くの種類の野菜・果物・野草などの原料を使い、自然抽出し、完全自然発酵で、熟成期間が長いこと。熱がかけられていたり、化学物質や発酵のための菌が添加されていてはいけません。丁寧に、余計なことをせずに作られたものは、栄養素がいっぱいで、多様な発酵代謝生成物が入っています。

私どもでは、大高酵素の酵素をおすすめしています。大高酵素は、日本で初めて植物エキス発酵飲料を作り、酵素と名付けた会社です。大高酵素以上に、原料の収穫から保存、仕込み、抽出、熟成環境、発酵にこだわっている会社はないと思っています。中でも特選酵素は秀逸で、この中には、栄養素はもちろん、発酵によって生まれた色々な生理活性物質やとても貴重なオリゴ糖が確認されています。

特選酵素を私も何年も前から飲んでいます。1日1食をこの酵素に置き換えているのですが、気持ちと身体が楽になるをの感じています。お通じも良く、風邪も引かないことから、腸内細菌が充実しているのを実感しています。

~薬剤師 鳥居英勝~

血液と血管の健康を守り、慢性炎症を防ぐなど、様々な生理作用が知られているω3系脂肪酸のEPA。お飲みになられている方も多いと思います。EPA製剤は本当に品質が問われます。

EPAはイワシから抽出された魚油を精製して作られます。この魚油は、実はダイオキシンを含んでいます。また、EPAはとても酸化されやすい性質があります。よって、EPA製剤を選ぶときには、この2点がちゃんと管理されているかを確認する必要があります。

私どもで扱っているサプリメントのEPA製剤は、次の様にして作られています。

原料:漁獲したイワシを1日以内に工場へ運び込んで、魚油を抽出する。

排除:抽出したイワシいわしの魚油から、ダイオキシン等の環境汚染物質・コレステロール・金属イオンを高い排除技術で取り除いている。

精製・充填:可能な限り空気に触れないようにしてEPAを精製し、窒素置換法により酸素に触れずにカプセルに充填乾燥させている。

このようにして作られているので、有害な物質が極力取り除かれた、酸化されていないEPAを摂ることができます。

☆酸化させないために、ここまで徹底して、魚の漁獲から工場への輸送、工場での魚油の抽出から製品を完成させるまで、空気に触れさせないようにして作られている製品を見つけるのは大変だと思います。

健康のために、毎日飲むものですから、安心・安全で本当に良いものをお選びください。

~薬剤師 鳥居英勝~

先ほど終了したNHKのあしたが変わるトリセツショーで、亜麻仁油が取り上げられていました。ω3脂肪酸を豊富に含み超悪玉コレステロール対策になるという内容でした。

亜麻仁油は熱と光に弱く、酸化されやすいものです。良い亜麻仁油の条件は・・・

・原料がオーガニックであること

・低温で圧搾していること

・未精製であること

・光を避けた遮光瓶に入っていること

・常に低温で輸送、保管してあること

是非、丁寧に作られているものをお選びください。

当店ではこれらを満たした亜麻仁油を扱っております。

Ns有機亜麻仁油370ml 4000円+税

☆大さじ1杯(約15ml)にω3脂肪酸を約8000mg含有しています

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我が家では納豆に混ぜたりサラダに入れたりして毎日食べています。とにかく美味しいです。

~薬剤師 鳥居英勝~

朝食を植物エキス発酵飲料だけにして、丸2年以上たちます。午前中身体が軽く過ごせるようにと始めたのですが、今は腸の調子を保つのが主な目的になっています。1日抜くと翌日にはお通じが悪くなり再開すると調うので、自分に合っているのを実感しています。

昨夜のNHKスペシャルで、漢方薬が腸内細菌による代謝を受けて効果を発揮することについて取り上げられていました。消化、吸収、免疫はもちろん、漢方薬を効きやすくするためにも腸を良くしておくことは大切です。

カギになるのは腸内細菌のバランスといえるでしょう。自分に合った発酵食品と食物繊維を毎日摂っていると、自然と腸内細菌のバランスは良くなってきます。お腹の中の菌を育てるという感覚で続けると良いと思います。

発酵食品が自分に合っているか見極めるのに、2週間続けて便通に良い変化が得られるかが判断材料になります。なかなか出会えない場合には、私も愛飲している植物エキス発酵飲料がおすすめです。

これは日本で育った60種類近くの植物のエキスを熟成発酵させており、自然環境由来の多様な菌がたっぷり含まれています。日本で生まれ育ったほとんどの方のお腹に合うのではないかと思っています。

また、人は産まれる時に親から腸内細菌を受け取り、それが自分の腸内環境の基本になるといわれています。お腹の中の菌は代々受け継がれていますので、腸の調子がすぐれない時には、同じような時にお母様やお祖母様が食べて良くなるものを試すと楽になるかもしれません。

~薬剤師 鳥居英勝~

漢方薬は筋肉を保つ支えになります。

五臓六腑の『脾』は肌肉を司り、脾を強くする漢方製剤は筋肉を強くすると考えられています。

また、亀板・鹿茸・紅参・枸杞子の4味からなる漢方製剤(亀鹿二仙膠)には、マウスの実験で、筋肉細胞の代謝・タンパク質合成を高め筋肉量低下を防ぐことが確認されています。

80才以上では、女性で2人に1人、男性では3人に1人がサルコペニアに該当するとのこと。年を重ねたら筋肉量の維持に努めなければなりません。

良い筋肉を造り筋肉の収縮力を高めるためには、アミノ酸・カルシウム・鉄などの栄養素が必要です。近年、ω3系脂肪酸のEPAも筋力の維持に役立つことが分かっています。

これらの栄養素と漢方で、一生歩ける筋肉が維持できれば最高だなと思います。

~薬剤師 鳥居英勝~

今朝の下野新聞健康面に、『健康長寿は菌トレから 腸内環境整え筋肉増量』の大見出しでフレイル対策の記事が載っています。腸内で酪酸菌が産生する短鎖脂肪酸である酪酸には、筋肉を溶かす酵素の働きを阻止することで加齢に伴う筋委縮を抑える働きがあると考えられているという内容です。

腸内細菌は様々は発酵代謝生成物を産生します。その中でも酪酸菌が産生する酪酸は多様な生理活性を有していて、大変注目されています。

紙面には、この酪酸菌を増やすには、酪酸菌のえさとなる水溶性食物繊維を摂って酪酸菌の活動を活発にすると良い。食材としてはわかめ・昆布・もずく・あおさ・のりなどの海藻類、豆類、野菜、果物など。中でも海藻類は良いと記してあります。

当店では植物発酵エキス(酵素)を永く推奨させていただいております。この中には、自然な発酵で生まれた多様な菌と様々な発酵代謝生成物が存在しています。原料に海藻も使われており、酪酸も確認されています。まさに『筋活』の支えにもなりそうです。

元気で長生きのためには、筋肉を落とさないことが大事です。そのために、運動、たんぱく食と合わせて、腸活も取り入れてはいかがでしょうか?

☆この時期恒例の梅酵素が今年も入荷しました。紀州南高梅をたっぷり漬け込んでいて風味豊かに仕上がっております。栄養素が腸からスムーズに吸収されるので、食欲が落ちやすい夏の栄養に最適です。腸活、筋活にもお役立ていただければ幸いです。

~薬剤師 鳥居英勝~

一気に春めいてきました。この辺の桜も、3日前には三分咲きでしたが今朝は八分咲きになっています。

さて、コロナで長く行動が制限される中で、このようなことが気になる方はおられませんか?

☑昨年よりも体重が減少している ☑何もしていないのに疲れを感じる ☑歩くのに時間がかかる

これらは、筋肉の衰弱かも知れません!

このような場合は、筋肉を強くする栄養を補いましょう。大事なのは・・・

〇筋肉の原料となるアミノ酸 〇筋肉の収縮に必要なカルシウム 〇筋肉に酸素を送る鉄

この3つを身体に吸収させていくことが重要になります。

とはいっても、食事だけではどうしても摂りきれないものです。そこで、とても良い栄養剤があります。

コンクレバン:20種類のアミノ酸配合 肝臓の働きを良くして体内でのタンパク質の合成を助けます

バイランCaⅡ:カルシウムと鉄の栄養剤 イオン化されていて吸収率が抜群です

~続けて服用していると、筋肉量と筋力を保つ支えになります。十分に食べられなかったり、食べているのに体重や筋肉が減ってしまうという方は、すぐにでもお飲みいただくとよろしいと思います。~

元気で長生きはみんなの願い、そのためには筋肉を十分に保ち歩けることが大事だと思います。筋活のキーワードは『アミノ酸+カルシウム+鉄』 これらの栄養素をしっかり補って、お元気にお過ごしください。

~薬剤師 鳥居英勝~

恒例の『レモン酵素』が入荷しました。

大高酵素の特選酵素に、広島産の新鮮なレモンが漬け込んであります。来月初旬からが飲み頃になりそうです。いつもの酵素にレモンの風味が加わってよりおいしくお飲みいただけると思います。

数量限定となっておりますので、ご入用の際はお早目にご用命ください。

大高酵素は最高品質の発酵食品だと思います。その良さをあげると・・・

『腸内の環境を調えること』、『すでに消化された状態の栄養がスムーズに身体に入ること』、『体内の残存酵素が消化から代謝に回ること』、『短鎖脂肪酸などの様々な発酵代謝生成物が、有益な生理活性作用を果たしてくれること』、他にもたくさんあると思います。

私たち夫婦は、何年か前から朝食は酵素だけにしています。始めたきっかけは午前中身体を軽くするため。夕食から昼食まで18時間くらい時間が空くので、結果的に毎日オートファジーを働かせている食習慣になっています。おかげ様で調子よく過ごせています。

皆様の毎日の健康にお役立て頂ければ幸いです。

~薬剤師 鳥居英勝~

一昨日のフレイルの話しの続きです。

フレイルの予防法として、『①しっかり食べて栄養状態を保つ・・・』とありますが、これは言うが易し行うは難しかもしれません。

ご高齢な方からは、『あまり動かないから食欲がわかない、歯が悪くて食べられない、つい適当なもので間に合わせてしまう。』このようなことを良くお聞きします。

さらに、歳を重ねると消化酵素の分泌が少なくなるので、食べてはいても消化吸収されにくくなっています。特にタンパク質分解酵素は若い時の1/3にまで減ってしまうそうです。

栄養面でのフレイル対策の基本は、何といっても筋肉量を維持するようにタンパク質をしっかり摂ることです。様々な状況で難しい場合もあるかと思いますが、肉や魚などの高タンパクの食べ物を多めに、できるだけ良く噛んで食べるよう心掛けることがとても大切だと思います。良質のアミノ酸製剤も、筋肉を保つ支えになります。

また、消化液が細胞から分泌されるにはカルシウムが必要です。筋肉を収縮させるのにもカルシウムは欠かせません。カルシウムは骨と筋肉の大切な栄養素ですので、フレイル対策と寝たきりにならないためのカギになります。

~薬剤師 鳥居英勝~