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今日は湿度が高く蒸し暑さを感じます。先週ほど異常な高温ではありませんが、引き続き熱中症には十分ご注意ください。

自分が今乾いているか、客観的に確認できる方法があります。次のうち2つ以上該当したら、脱水症を疑いましょう。

〇爪を押してみる/押した後、色が白からピンクに戻るのに2秒以上かかる。

〇口の中・舌をみる/口の中が乾燥している。舌の赤みが強い。舌の表面に亀裂がある。舌が白く覆われている。

〇皮膚の張りをみる/張りがない。

〇手足や脇の下を触ってみる/手足が冷たくなっている。脇の下が乾いている。

〇血圧・脈拍/血圧が低くなる。脈拍が速くなる。

〇体重/減っている。

〇体温/微熱が続く。

・・・参考:すぐに役立つ経口補水療法ハンドブック

脱水してしまった場合には水を飲んでも十分に潤おすことは難しく、電解質と糖分が入った水分を摂ることが推奨されています。

水1Lに塩3g(小さじ1/2)と砂糖40g(大さじ4と1/2)を溶かすと、経口補水液を作ることができます。

~薬剤師 鳥居英勝~

サプリメントでルテインを服用する場合は、ヨーグルトやチーズと一緒に飲むと良いかも知れません。

発酵乳と野菜を同時に摂ると、野菜由来のβカロテン、リコペン、ルテイン、ゼアキサンチンの血漿中濃度が高くなることがわかったようです。

カギになるのは乳酸菌が生成させる多糖体・カゼインなどの乳タンパク質・脂質で、これらが様々な働きをして栄養素の吸収を促進するとのこと。

日々新しいことが分かってくるものです。・・・日本栄養食糧学会誌2022・5Vol75より

このような良い組み合わせは、昔から自然にやっていることが多いものです。和食では思いつきませんが、ピザなんかはその代表でしょうか。チーズ(発酵乳)+トマト(リコピン)、理にかなっているな~と思います。

~薬剤師 鳥居英勝~

10107本日、レモン酵素が入荷しました!

大高酵素の特選酵素(植物エキス発酵液)に、瀬戸内海の無人島でとれた貴重な完全農薬不使用のレモンを漬け込んであります。発酵液にレモンの良い風味がしみ込んで、より美味しくお飲みいただけると思います。

特選酵素の良さは、なんといっても豊富な発酵代謝生成物と吸収されやすい栄養素です。私自身朝食を特選酵素に置き換えてしばらくたちますが快便快調です。

皆様の毎日の健康に、お役立ていただければ幸いです。

~薬剤師 鳥居英勝~

便通だけでなく免疫・ダイエット・認知症などいろいろなことに関係していることが分かっている腸内細菌。

実はこの腸内細菌は、生まれてくる赤ちゃんのためにも大切です。

自然分娩の場合、赤ちゃんはお母さんの産道を通るときにうんちを飲み込んで生まれてくるそうで、そのうんちの中の微生物は赤ちゃんのお腹に根付き、自分の腸内細菌の基礎になるとのこと。

赤ちゃんに良い腸内細菌を伝承するためにも、出産をお考えの方は腸内の環境を調えておくとよいようです。

ちなみに、うんちを食べる『食糞』をする野生動物は結構いるそうです。代表的なのは象。小とのこと象はお母さん象のうんちを食べることで、かたい葉っぱや木の幹を消化するための微生物を得ているとのこと。ここでも母から子への腸内細菌の伝承が行われています。

~薬剤師 鳥居英勝~

本日、季節の酵素『すだち酵素』が入荷しました。

青々とした徳島県産のすだち1kgを、大高酵素の特選酵素1.8Lに漬け込んであります。

あと10日位経つと、すだちの風味が酵素液にしみわたってよりおいしくお飲み頂けるようになると思います。

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コロナ禍において感染症から身を守るためには、免疫を高く保つことが大事なことはいうまでもありません。そのためには、腸内環境を良くすることがカギになるといわれています。腸内環境を良くするためには、毎日の食事で発酵食品と食物繊維を摂ることが大切です。

全身の粘膜に存在していて、身体に入り込もうとするウィルスと一番最初に戦って感染を防いでくれる、IgA抗体という免疫物質があります。IgA抗体は、腸内細菌がおなかの中で発酵代謝により生成した短鎖脂肪酸が、大腸や小腸のIgA産生細胞を刺激することで作られることがわかっています。

私どもの特選酵素は植物発酵エキスで、自然な発酵で生まれた様々な発酵代謝生成物がたっぷり含まれています。その中には、酢酸などの短鎖脂肪酸も存在しています。

ご自身とご家族の健康を守るためにも、特選酵素をお役立ていただければ幸いです。

※すだち酵素は数量限定です。すでにご予約頂いた方のみへの販売となります。

~薬剤師 鳥居英勝~

3食の摂り方次第で、毎日自然にデトックスすることができます。

人の体には、オートファジーという機能が備わっています。オートファジーとは、細胞が細胞内のタンパク質を分解し自らの栄養源として再利用したり、細胞の中で日々生まれる不要な老廃物をクリーニングするシステムです。まさに細胞単位の代謝とデトックスです。人の場合は、絶食してから16時間後にオートファジーの活動が最大になることが確認されています。

私とワイフは大分前から、『朝食は水で薄めた植物エキス発酵液(酵素)』と決めています。それは、体内の残存酵素を消化に使わずに代謝に回して、午前中身体を軽くするためです。摂取カロリーは200Cal弱と低めに抑えています。

この食習慣では、前日の夕食から当日の昼食までの約18時間軽い絶食状態になるので、オートファジーが働いてくれると思います。身体が軽くなる上に楽にデトックス、一石二鳥です。

発酵食品を朝とると、効率良く腸内フローラが調うこともわかっています。朝の酵素、とても良い健康食だと思います。

~薬剤師 鳥居英勝~

今朝まで降り続いていた雨で、たびたび氾濫する近くの川がかなり増水しました。こういうことがあると、改めて備えを確認するものです。

『これだけあれば大丈夫』という備蓄食が私にはあります。いつもご紹介している植物エキス発酵液(=酵素)がそうです。

理由は二つあります。一つは、完全食といわれるほど栄養素が十分なこと。これがあればとりあえず生きていけます。

もう一つは、賞味期限がないこと。むしろ、古ければ古いほど発酵による代謝生成物が増すので、かえって中身が良くなっていきます。

忙しい中でも、短時間でサーッと飲むことができるのも、酵素の良いところです。大変なときには、強い味方になると思います。

~薬剤師 鳥居英勝~

腸内フローラは良く知られていますが、子宮の中にもフローラがあります。

初めて聞いたときにはビックリしましたが、腸も子宮も外とつながっているところ。このようなところには、微生物がいるのが自然なことなのかも知れません。

この子宮内フローラは、妊娠のしやすさとも関係があります。

米国の大学の研究者らが、『妊娠したグループと妊娠しなかったグループの子宮内の善玉菌の量を調べたところ、妊娠しなかったグループには善玉菌が少ない傾向にある』ことを見つけています。

また、『子宮の中にラクトバチルス属の乳酸菌(善玉菌)が十分あると、産生する乳酸が悪い菌を抑えて、着床率が向上する』こともわかっています。

自然な形で子宮内フローラをケアーするにはどうすれば良いかというと、腸内環境を調えることが第一歩です。子宮内フローラは腸内フローラと関係していると考えられています。

腸内環境を調えるためには、やはり発酵食品と食物繊維をとることが効果的。日本人が昔から慣れ親しんでいるみそ汁や漬物などを毎日食べることは、やっぱりいいんだろうなと思います。

免疫力のことで腸内環境を調えることの大切さが注目されていますが、このことは授かりやすい身体を調えるためにも大切です。

☆当店でお勧めしております特選酵素(植物エキス発酵液)には、様々な植物由来の乳酸菌、発酵代謝生成物としての乳酸・酢酸・オリゴ糖、水溶性食物繊維がたっぷり含まれています。腸内環境を調えるのには最適な食品だと思います。

※医療機関によっては、子宮内フローラの検査と必要に応じて抗生剤や膣坐剤などでの治療を行っています。

~薬剤師 鳥居英勝~

昔から良いとされていたことが、後になって科学的に裏付けられることは良くあります。

納豆といえば朝食の定番ですが、納豆は夜よりも朝食べた方が、おなかの中の環境が良くなるようです。

いつ、なにを、どのように摂ると良いかを考える『時間栄養学』の研究の中で、『水溶性植物繊維を2週間、朝と夕のどちらかに食べさせたところ、朝食べさせた方が、腸内細菌叢に大きく影響する可能性が示唆された。』という結果があります。

※非消化性の水溶性食物繊維やオリゴ糖などは、プレバイオティクスと呼ばれていて、腸内細菌の栄養源となり、腸内細菌叢を改善することがわかっています。納豆の原料である大豆の難消化性タンパク質も、腸内細菌叢に影響を与えると考えられており、同じことがいえそうです。

コロナ禍で腸内免疫の大切さが広く知られるようになり、発酵食品が注目されています。納豆や漬物は、私たち日本人が昔から慣れ親しんだ発酵食品です。

おなかの中の環境をより良くするためには、これらを『いつ食べるか』も大事。朝の納豆と漬物は、理想的な腸活食といえるでしょう。

☆特選酵素(植物エキス発酵液)は、自然な発酵で生まれたオリゴ糖、短鎖脂肪酸、乳酸菌、様々な発酵代謝生成物、そして水溶性食物繊維をたっぷり含んでいます。私は毎日、朝起きて一番に飲んでいます。

~薬剤師 鳥居英勝~

本格的な暑さを前にして、連日いろいろな熱中症対策が取り上げられています。

今朝のNHKニュースでは、『熱中症にならないためには血液を増やすと良く、そのためには、軽く負荷がかかる運動をした後30分以内に牛乳を飲むと良い』と紹介されていました。

運動すると、肝臓でアルブミンというタンパク質の合成が盛んになります。アルブミンは、浸透圧を維持して水分を保持します。血管内のアルブミンが増えれば、それだけ多くの水分を血管内に引き込んでためることができます。血管内に水分がたくさんあれば、熱を放散させる水分がたくさんあるので熱中症になりにくくなります。牛乳にはタンパク質も含まれるので、水分と一緒にアルブミンの原料もとることができて、一石二鳥ということだと思います。

先日は水分の貯蔵庫として筋肉が、今日は血液が大切ということが紹介された形です。水分量の不足は、熱中症だけでなく梗塞のリスクにもなります。夏場の水分摂取には注意なさってください。

※今日ニュースで紹介されたのは血液量を増やすための方法であり、貧血対策ではありません。また、近年牛乳を大量に飲むことには、賛否両論あります。牛乳アレルギーの方はご注意ください。

~薬剤師 鳥居英勝~