今朝のNHKニュースで、熱中症に詳しい医師や看護師などでつくる団体が次の呼びかけを行っていると放送されていました。
〇コロナ禍で外出を控え、筋肉の量が減っている方が多い。筋肉は水分を貯蔵する役割を担っているため、運動不足で筋肉の量が減ると脱水症に陥りやすくなり、熱中症になるリスクも高まる。
そこで、
〇暑さが本格化する前に運動を始めてほしい。今の時期から運動をして筋肉をつけ、暑さにも慣れておくことが大切。18~64歳の人では、週に2回程度、息が弾んで汗をかく程度の運動を30分ほどかけて行うよう心掛けてほしい。
とのことです。コロナは色々なところに影響しますね。
筋肉を増やすためには栄養の摂り方も大事です。簡単にできることでは・・・
〇筋肉の合成を増大させるためには、運動した後すぐにタンパク質と糖質を一緒に摂ると良い。
〇1日の運動で使われた筋肉の回復力を高めるためには、寝る前にタンパク質を摂ると良い。
これらのことが明らかになっています。
筋肉量を維持することは、熱中症はもとより、身体の機能を保つためにも大切です。出来る範囲で良いと思います。毎日の食事と運動、取り組んで参りましょう!
~薬剤師 鳥居英勝~