サントリーセサミンのCMを見た。売り文句は、『セサミンでアンチエイジング』。
この商品は、もともとゴマはなぜ酸化されにくいかから開発されたらしい。突き詰めていったらセサミンという物質がゴマには含まれていて、それが強い抗酸化力をもっているからとわかり、そのセサミンを凝縮したものにビタミンEや他の物質を添加して製品化したのがサントリーセサミン。40才以降の老化防止に役立てたい商品のようである。
やはり酸化防止→老化防止。
前回このブログで、抗酸化力を高めるための食事やサプリメントなどを載せたが、新しい学説があるのでご紹介しようと思う。
『アミノ酸をバランスよく摂取することが、成長ホルモンの産生を促して、こわれた細胞の修復を促し、細胞の老化を防ぐ。』とのこと。
アミノ酸はミネラルと同じく、必要な種類を適切な量でバランスよく摂取しないと十分に吸収されない。例えば、摂取すべき成分を摂らないと他の摂った成分が吸収されない。また、効果を期待して単一の成分を多く摂取しても、他の必要な成分をそれに合わせて多く摂取しないと多くは無駄になってしまう。
また、年齢・体格・身体を動かす量・疾患に応じても、身体が利用するアミノ酸の種類・量は異なるので、各々にあったアミノ酸の摂取が必要である。
日本人には、大豆→魚→肉の順で効率よくタンパク質を摂取できるようである。これらを踏まえて、良質のタンパク質を適切な量摂取することが大切。
私は、良質なアミノ酸として『レバコール』という製品を飲んでいる。鰹の肝臓を原料とした天然のアミノ酸製剤で、身体への吸収がすばらしく良い。また、ビタミン・ミネラルも天然型で含まれており、身体の代謝も良くしてくれる。飲むととにかく身体が楽になる。
また、成長ホルモンは夜10時から深夜2時に多く放出されるが、この時間は落ち着いた状態で床についていることが大切である。
~薬剤師 鳥居英勝~