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漢方薬には、独特の風味があります。淡味、甘味、苦味、渋味・・・。
漢方薬が苦手な方は、その独特の風味が苦手な場合が多いようです。

味が苦手で飲むのが辛い場合は・・・
①オブラートを使って飲む。
②溶かして、蜂蜜を加えて飲む。
このようにすることで、問題なく飲むことができます。

漢方薬には、液剤・丸剤・顆粒剤・散剤など、色々な剤形があります。
方剤毎に、最も効果的な剤形が決まっており、その形で飲むことが理想です。

現在、一般に病院で使われている漢方薬は、服用の利便性を考えて『顆粒』や『錠剤』でできているものがほとんどです。
その中で、味が苦手な方は『顆粒剤』を飲む際に苦労されると思います。
そのような方は、オブラートと蜂蜜を利用されるとよろしいと思います。

       ~薬剤師 鳥居英勝~

植物発酵エキスは、酵素、ビタミン、ミネラル、アミノ酸、乳酸菌を豊富に含んだバランスのとれた完全食品です。
臨床において、様々な働きが報告されていますが、その中でも、『免疫系を高める』作用に関しては他に類をみない幅広い機序からの効果が期待できます。

βグルカン→免疫力アップ
乳酸菌→腸内環境浄化により腸内免疫の活性化
抗酸化物質→活性酸素除去
ビタミン・ミネラル→代謝を活性化させるのに役立つ

また、植物発酵エキス商品の中でも『大高酵素』には、『胃のピロリ菌を減少させる』働きが報告されています。
免疫力アップのみならず、身体が胃腸が弱い方の、体力増強や栄養不足の補助などにも利用されています。

       ~薬剤師 鳥居英勝~

血を廻らせる働きのある漢方薬には、各種のグラム陽性菌を抑制する働きがあることが分かってきました。

これまでも、感染症を抑える漢方薬として『清熱解毒剤』などが知られており、臨床でも広く利用されています。

今回、『活血剤』にグラム陽性菌を抑える効果があることが分かったことで、アトピーなど慢性的な皮膚疾患において感染症が起きた場合に、『表在性の菌を抑えるための抗生剤』として応用できそうです。

       ~国際認定中医師 鳥居英勝~

食品添加物・清涼飲料・残留農薬・偏食などの『誤った食生活』は、『キレる脳』の形成に大きく影響していると考えられています。

有害化学物質が体内に蓄積されると、神経組織や臓器・器官に大きなダメージを与えます。
それがストレスとなって、脳の神経組織や脳内ホルモンを乱します。

神経組織が傷つくと、神経伝達物質が不足し、情報が正しく伝達されません。
すると脳は、自分の思い通りにならないことから欲求不満に陥り、ストレスが増し、神経が異常に過敏になり興奮します。
また、脳を安定させるホルモン物質のバランスが崩れると、精神的な免疫力が低下し、感情のコントロールができなくなります。
これがキレる原因です。

『キレる脳』の形成には、食事の影響の他にも、テレビゲーム、知育偏重主義の教育、その他の複合的要因が考えられています。

       ~薬剤師 鳥居英勝~

『こんにゃくセラミド』は、こんにゃく芋由来のグルコシルセラミドを多く含む食材です。
健常人の摂食試験において、『用量依存的に肌からの水分蒸散量を低下させる』ことが示されています。

アトピー性皮膚炎の患者でも、こんにゃくセラミドの8週間にわたる継続摂取により、肌からの水分蒸散量が低下し、バリア機能が向上することが確認されています。

その結果として、肌のキメが整い、塗布薬がよく伸びて薬の使用量が減ったと実感できたという意見があります。

アトピー性皮膚炎治療の補完として、肌バリア性に特に関与するこんにゃくセラミド摂食は有効であると考えられています。

       ~薬剤師 鳥居英勝~

膀胱瘤。
分娩歴のある高齢の女性にみられ、尿失禁や排尿困難の原因になると言われています。
発生の原因は、主に加齢や分娩による骨盤基底筋群の支持組織機能の低下と考えられています。

これに伴う尿失禁や排尿困難などの排尿障害に対し
て、補中益気湯を数ヶ月間服用すると、自覚症状が有意に改善する症例が多く見られます。
器質的に改善が診られない場合でも自覚症状が改善されることもあります。

補中益気湯によって、膀胱瘤が完全に消失するわけではありませんが、少なくとも排尿機能の改善や、排尿障害の辛さの改善には役立ちそうです。

       ~国際認定中医師 鳥居英勝~

不通則痛 19/4/19

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『不通則痛』通じざれば即ち痛む

血の滞り(お血)は、様々な痛みの原因になります。

       ~国際認定中医師 鳥居英勝~

女性に片頭痛が多いのは、女性ホルモンが影響しているからです。

簡単にメカニズムを説明すると・・・

卵胞ホルモン(エストロゲン)が急激に減少
→セロトニンが減少
→血管が拡張し炎症を起こす。
→三叉神経が刺激されて痛みを認識する。
このようになります。

卵胞ホルモン(エストロゲン)が減少する時期は、月経前後と排卵期です。
この時期に、片頭痛が起きる方が多いようです。

※更年期を過ぎて閉経すると、女性ホルモンは低い状態で安定するため、片頭痛はおこりにくくなります。

       ~国際認定中医師 鳥居英勝~

ピクノジェノールは、フランス海岸松の樹皮から抽出される成分です。
抗酸化作用、血流改善作用、抗炎症作用により様々な効果が期待されています。

月経困難症に対する効果を検討した結果、『子宮内膜症を認めない月経困難症において、月経痛の緩和に有効。』であることが分かりました。
同時に、冷えの改善、排卵痛の軽減、美肌効果も認められています。
また、子宮内膜症の腫瘍マーカーの低下も確認されています。

症状によっては、漢方薬以上の改善が得られるケースもあります。

       ~国際認定中医師 鳥居英勝~

一週間の内で、休み明けの月曜日に、脳卒中の発症が最も多いことが分かっています。

40代、50代においては、月曜日が17%と最大。以降日曜日(12%)まで下降。

60才以上:月曜日が16%と最大。木曜日にもう一度ピークを迎える。

統計上、このような結果が出ています。
仕事のシフトは人それぞれですので、必ずしも月曜日と木曜日が危険ということは言えませんが、『休み明け』と『続けて3日位働いた後』の仕事量を自ら調整する必要がありそうです。

       ~薬剤師 鳥居英勝~