サプリメントでルテインを服用する場合は、ヨーグルトやチーズと一緒に飲むと良いかも知れません。

発酵乳と野菜を同時に摂ると、野菜由来のβカロテン、リコペン、ルテイン、ゼアキサンチンの血漿中濃度が高くなることがわかったようです。

カギになるのは乳酸菌が生成させる多糖体・カゼインなどの乳タンパク質・脂質で、これらが様々な働きをして栄養素の吸収を促進するとのこと。

日々新しいことが分かってくるものです。・・・日本栄養食糧学会誌2022・5Vol75より

このような良い組み合わせは、昔から自然にやっていることが多いものです。和食では思いつきませんが、ピザなんかはその代表でしょうか。チーズ(発酵乳)+トマト(リコピン)、理にかなっているな~と思います。

~薬剤師 鳥居英勝~

毎年この時期に恒例の『梅酵素』が、本日入荷しました。

今年は佐賀県産の梅を使っています。植物エキス発酵液に梅の風味が加わって、とても美味しくお飲みいただけると思います。今月下旬頃から飲み頃になりそうです。

数に限りがありますので、関心がある方は早めにお知らせ頂ければ幸いです。

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~薬剤師 鳥居英勝~

あいにくの雨の週明け、後になって今日あたりから梅雨入りだったということになりそうな週間天気予報です。

今朝のラジオで、このところ栄養剤の需要が増えていると経済のコメンテーターが話していました。

栄養剤の需要が増えている理由として、コロナ禍で体力が低下していることが考えられるそうです。先日ご紹介した、筋肉量が減っていて熱中症が増えていることとつながります。

自分で栄養剤を選ぶときに注意していることがあります。それは、結構な量のカフェインが入っているものは避けるということです。カフェインは頭をすっきりさせるのには良いのですが、血圧を上昇させる可能性があります。

そこで、私は漢方のものを選ぶようにしています。質の良い薬用人参、牛黄、遠志、蝦夷ウコギなどがバランスよく配合されていものを飲むと、心も身体も楽になるものです。

週明けで憂鬱な気持ちを吹き飛ばそうと栄養剤を飲む方もおられると思いますが、月曜日は1週間で一番脳血管疾患が多い曜日だそうです。アラフィフ以上の方はご注意ください。

~薬剤師 鳥居英勝~

ここ数日、熱中症で子供たちが搬送されたというニュースを見ます。

急な暑さに身体が慣れていないとはいえ、先生方も水分補給には注意されているはず・・・。

この最大の要因は『2年半続いたコロナ禍で屋外の活動が制限され、水分の重要な貯蓄場所である筋肉量が低下していること』であると考えられています。

今年の熱中症対策では、いつもよりこまめに水分補給することとあわせて、身体に負荷をかけて筋肉を戻すことも大切です。

朝夕の涼しい時間に10分程度歩くだけでも筋肉の回復には良いそうですよ。

~薬剤師 鳥居英勝~

良くご紹介させていただく植物エキス発酵液(=酵素液)ですが、傷に塗ると早く回復するといわれています。

理由は、『酵素液には自然な代謝発酵により生まれた多様な菌がいっぱい詰まっていて悪い菌が入る余地がないので、皮膚に塗ると細菌などによる炎症がひどくならないから』というもの。腑に落ちます。

私も転んで擦りむいてから2週間経ってもジクジクしているところに塗って数日で生肌したことがあり、子どもが怪我をしたときには重宝しています。※状態によっては消毒薬や抗生剤等の使用も必要です。

発酵による菌の力は大したものだと思います。

☆恒例の梅酵素は今月の中旬から下旬に入荷する見通しです。梅の育ち具合によっては遅れることもあります。その場合はご容赦ください。

~薬剤師 鳥居英勝~

今日から食料品や日用品など色々なものが値上げになるようです。今のところ当店ではお薬や健康食品で値段が変わるものはありません。ただ、原油や原料価格が高騰しているので今後影響が出てくるかも知れません。

さてもうすぐ梅雨入り。気温と湿度が上がり、食中毒に気を付けないといけない時期になってきました。

多少の原因菌がお腹に入ってきてもびくともしない腸内環境を調えておくことが一番ですが、漢方薬も支えになります。

牡蠣・黄連・黄柏といった生薬は各種食中毒菌を抑制し、桂皮・茴香はアニサキスの運動を抑制する作用があることが分かっています。

これらの生薬を配合した漢方の胃腸薬があり、生ものを食べる時やちょっと心配だなと思ったときに私は重宝しています。

~薬剤師 鳥居英勝~

朝夕は涼しく日中は猛暑、うちの店の棚にはオンパックスとヒアロンが上下に並べてあります。昨日は久しぶりに使うクーラーのカビ対策をしました。

ここ数日の暑さは梅雨入り前のいっときのことのようですが、暑さに身体が慣れていない時期ですので水分・クーラー・暑い時間は外に出ないなど熱中症対策は大切だと思います。

夏の暑さでボーッとしたり頭が痛くなった時には、私は黄連解毒湯と五苓散を飲むようにしています。

体の中にこもった熱がさばけて回復が早くなるので重宝しています。

~薬剤師 鳥居英勝~

今朝は最高の天気。陽が当たれば温かく日陰に入ればひんやりした風が流れ、雲一つない青空がひろがっています。こういう日って1年に何回もないんだよな~と思いながら、すがすがしい気分で店番をしております。

さて当店ではただいま、恒例の『梅酵素』のご予約を承っております。入荷は6月の中下旬になる見通しです。植物エキス発酵液に梅の風味が加わり、よりおいしくお飲みいただけると思います。ご入用の方がおれらましたらお電話いただければ幸いです。

5月下旬になると思い出すのですが、ちょうど今頃は女王アリが初飛行する時期です。買えば数千円もするクロオオアリの女王も、近くのダム湖にいけばいくらでも見つけることができます。

飼育していると一週間もしないうちに卵を産み、コロニーを作っていきます。湿度、温度、水とエサに注意すれば育てるのは結構簡単です。私も子どもとたくさん飼育したのですが、育ててみるとアリも可愛いものです。今から始めると、夏休みのすごい自由研究になるかも知れませんよ。

~薬剤師 鳥居英勝~

どうしてツバメが低く飛ぶと雨が降ると思う?

⇒餌が低いところを飛ぶからじゃない?

ツバメが目線の高さを飛んでいるのを見て子どもと話したのは一昨日の夜のこと、そうしたら昨日はしっかりと雨が降りました。

ツバメの餌になる小さい虫は湿度が上昇すると羽が重くなって高く飛べなくなるそうです。 雨が降る前は自然と湿度が上がるので餌になる小さい虫は低いところを飛ぶ→それを食べようとツバメは低いところで捕食をする→だからツバメが低いところを飛ぶとその後雨が降る。 こういうことだそうです。

ツバメで思い出すのが高級食材で知られるツバメの巣。ツバメの巣は薬膳では肺と腎を潤すのに用いられます。

ツバメの巣というとなかなか手に入りにくい印象がありますが、同じく肺と腎を潤す食材に枸杞の実があります。杏仁豆腐の上にちょこっとのっている赤い実がそれです。

ちなみに杏仁豆腐に使われていて名前にもなっている杏仁という生薬には、肺に作用して咳をおさめる働きがあり、多くの咳止めの漢方薬にも配合されています。本格的な中華料理の最後に出てくる杏仁豆腐は、実は肺をいたわるデザートだったんですね。

ツバメの低空飛行から杏仁豆腐、思わぬところに話が着地してしまいました。何かがご参考になれば幸いです。

~薬剤師 鳥居英勝~

昨日は近くの小学校でまち探検という催しがありました。みんなで街を歩いて回って、パン屋さん、お菓子屋さん、くすり屋さんなどのお店がどんなことをしているかを調べるというものです。

わいわい楽しそうに歩く子供たちを見ていたらこちらも嬉しくなってしまいました。

コロナ禍の今は外から眺めるだけですが、以前は仕事するところを店の中で見せてあげたものです。早くコロナが収束して再開できればいいなと思っています。

さて、このところすがすがしい陽気が続いていますがもうすぐ梅雨入りです。平素から天気が悪くなるちょっと前から調子を崩しやすい方は、気象病にご注意ください。

気象病とは天候の変化によって様々な不調をきたすこと。気圧、気温、湿度などの大きな変動は良くも悪くも身体への負荷となって自律神経に影響を及ぼし、頭痛・肩こり・気分が晴れないなど様々な症状につながります。

このような場合、漢方的な対応として『気を通す』と和らぐのを私は実感しています。

身体に合った漢方薬を服用することで、気圧の変動による影響を受けにくくなって、天気が崩れる前に起きる頭痛や肩こりが楽になるものです。

~薬剤師 鳥居英勝~