桜満開で快晴の今日、鹿沼市を聖火が通ります。卓球で銀メダルを取った平野早矢香さんも走られるそうなので、ネットで視聴したいと思っています。

さて、昨日は1日中雨だったこともあり、今日は大量の花粉が飛ぶことが予想されています。同時に、最近10年で最大規模の黄砂が日本に飛来する予報です。

花粉は、湿度のある中で黄砂と接触するともろくなり、破裂して花粉内の物質が微細化し、さらに車の排ガスによって、強毒化してしまうそうです。

雨上がりで湿った空気+大量の花粉+黄砂、花粉症がひどくなる条件が、今日は揃っています。外出する際には、高品質のマスクを着用した方が良さそうです。

~薬剤師 鳥居英勝~

スギ花粉の飛散がピークを迎えています。昨年の2倍飛んでいるという割には、今年は症状が軽く済んでいる方が多いように感じています。コロナ対策でマスク着用を徹底しているのが効を奏しているのでしょうか。

早めに対策を始めたこともあり、私も今年は楽に過ごせています。ただ油断するとひどいことになるので、マスクはもちろん、帰宅後は顔と目を洗ったり、肌を保湿したりと、できることを続けています。

花粉とコロナに気を取られて忘れがちですが、これからの数か月は、UV対策が大事になります。夏に向けて紫外線が強くなってきます。コロナ禍の今、マスク焼けにも注意しなければなりません。

UVケアーといえば、日焼け止めが真っ先に思いつきますが、それと合わせて保湿も大切です。保湿によって肌荒れを防ぐことができますし、バリア機能が調うので花粉から肌を守ることにも役立ちます。

肌に合ったクリームに漢方の軟膏を混ぜ合わせて塗るのが私のお気に入りです。

~薬剤師 鳥居英勝~

今年初めて点鼻薬のお世話になりました。いよいよ本格的な花粉シーズンに入ったようです。

大手家電メーカーのサイトによると、花粉対策の室内の湿度は40~60%が適当とのこと。それより低いと花粉が舞い上がるし、高いとカビが生えやすくなってしまいます。

この“40~60%”は、コロナ対策で推奨されている湿度と同じです。

当店内の今朝1番の湿度は44%と、曇天なのでこの時期にしては高めでした。今、60%に向けて加湿器をフル稼働させています。

ひどい花粉症だと、ちょっとでも花粉に触れると反応してしまいます。換気のときに入ってくる花粉は空気清浄機でやっつけています。

~薬剤師 鳥居英勝~

今朝のNHKニュースおはよう日本で、生理に悩む方が増えていることが取り上げられていました。

ニュースでは、コロナ禍で在宅勤務が増えて、生理前に気持ちがひどく落ち込む方のインタビューが紹介されていました。

生理前にイライラしたり気分が落ち込んだり眠くなったりするのは、多くの方が感じられているようで、月経前緊張症候群として知られています。

それが、コロナ禍において、運動不足、友だちと会うこともできず気分が発散できないなど様々な要因で、重くなっている方が多いようです。

このような症状には、漢方薬が効を奏することが多いものです。上手に気を通すことが大事です。

~薬剤師 鳥居英勝~

img_20210224_101703_resized_20210224_101758637この辺りでは、100m先がかすんで見える程、花粉が飛んでいます。

両鼻が完全に詰まってしまい、毎年本当につらい思いをする私は、今年は鼻洗いを試しています。

『出かける前に洗いながら潤して、外でも合間にも洗い、帰ったらまず洗う。』外出するときは3段構えです。

昨日は風が強い中、杉が多い山で1時間以上過ごしましたが、花粉が粘膜にくっつく量が少なくて済んだのか夜も快適でした。

今は、スプレー式で使いやすく、浸透圧も調整されていて痛くない鼻洗い器が出ています。

花粉症で鼻炎が辛い方は、試してみると良いかも知れません。

あわせて、涙液を補うタイプの点眼薬で目も洗うとバッチリです。

~薬剤師 鳥居英勝~

白鳥 R3/2/22

| 新着情報 |

車で20分位のところで、白鳥を見ることができます。黒川の、鹿沼と壬生の境あたりです。

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これは昨日の様子です。

オオハクチョウが19羽、その近くを鴨の群れが泳いでいました。静かなところなので、鳴き声も良く聞こえます。

~鳥居 英勝~

地震 R3/2/15

| 新着情報 |

一昨日夜の地震は大きかったですね。当店では幸い何の被害もなく、お薬も今のところ順調に流通しています。

10年前の東日本大震災の後は、調剤用のお薬の流通が滞りがちになり、ほぼ順調になるまでに2週間かかったのを覚えています。

そのときの経験から、私は慢性疾患などで処方内容が固まっている患者さんは、処方薬は最低でも2週間分は手元においておかれると良いと思っています。

無駄な医療費を削減するために、残薬を少なくする必要はあります。ただ、いつ大きな地震が起きてもおかしくない現状においては、これは必要在庫と考えて良いのではないでしょうか。

☆☆☆お薬手帳は非常時にとても役に立ちます。普段から整えておきましょう。☆☆☆

~薬剤師 鳥居英勝~

カカオ R3/2/13

| 製剤と調剤 |

明日はバレンタインデー。“友チョコ”というのがあり、今は女の子同士でもやりとりするそうですね。

さて、チョコレートの原料といえばカカオですが、カカオの脂は丁度体温で溶けるので、昔は坐薬の基剤に使われていました。

学生の時にこれで坐薬を作ったことがあります。白い塊で、においはチョコレートのまんま。どう見ても雑に作られたホワイトチョコレートのようでした。実習のパートナーはこっそりかじっていましたが、もちろん甘くなかったようです。

作り方はシンプルで、まずカカオ脂を湯煎で溶かして、そこに薬を混ぜて、型にはめて冷やす。固まれば出来上がり。薬の分量さえ間違えなければ、子供でも作ることができます。

出来た製剤を指でもみもみしていると、ゆっくり融けてきます。チョコレートを持っているとだんだん溶けてくるのと同じです。身体の中でもこんな感じで溶けるんだなーとイメージですることができました。

今の坐薬には、ハードファットと呼ばれる坐薬用基剤が使われています。半合成グリセリドに添加物が配合されていて、融ける温度や混ぜ込む成分、使う場所に合うように、調整されています。

~薬剤師 鳥居英勝~

img_20210212_071450_resized_20210212_071641872今年も、季節の『レモン酵素』が入荷しました。

大高酵素の、プレミアムな酵素(=植物エキス発酵液)に、瀬戸内海でとれた無農薬のレモンを漬込んであります。今月下旬にはレモンのエキスがしみわたり、飲み頃になります。

数に限りがありますので、ご所望の方は早目にお越しくださいね。

さて、コロナウイルスを克服するために日々色々な研究がされています。先日も、5-アミノレブリン酸というアミノ酸が強い味方になりそうだという報道がありました。この素材を主成分としたサプリメントを取り扱っている関係から、その可能性については聞いておりましたが、かなり良いデータが報告されたので驚きました。安全で有用な治療と予防に役立つことになれば良いなと思っています。

ワクチンの接種がもうすぐ始まります。かなりの予防効果が期待されています。ただ、治療薬はまだ開発されておりません。感染することが無いように、マスク・手洗い・消毒・3密を避けるなどの日々の注意と、栄養・休養と睡眠などのお身体のケアーを心掛けることがとても大事です。

それと合わせて、私は腸内環境を調えておくことが本当に大切だと思っています。免疫の70%は腸でできるといわれています。免疫を高く保つためには、腸内を善玉菌でいっぱいにして快便にしておくことがとても大事です。

最初にご紹介したプレミアムな酵素には、自然な発酵で生まれた乳酸菌やオリゴ糖、発酵代謝生成物がたっぷり含まれています。免疫を高く保とうと、うちでは、家族全員、毎日、これを飲んでいます。

毎日、できることをきっちりと行ってまいりましょう。

~薬剤師 鳥居英勝~

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今日の下野新聞のコラムに、県内でアニサキスの発症が増えていることが取り上げられていました。

アニサキスは、主にサバやアジなどの青魚やイカにつく寄生虫です。これを知らずに食べてしまうと、胃の壁にかみついて猛烈に痛むことがあります。こうなると、お医者さんに胃カメラを除きながらピンセットで取ってもらうしかありません。

ちなみに、冷凍・加熱すればアニサキスは不活化します。また、もしも食べた魚に生きたアニサキスが付いていても、よく噛むことでアニサキスに傷をつけて飲み込んでいれば、胃の中で暴れることはないそうです。

東京都健康安全研究センターの研究で、生薬のケイヒに含まれるケイヒアルデヒドや、ウイキョウに含まれるアネトールなどの成分が、アニサキスに対して致死的な効果や、強い運動抑制作用があることが分かっています。

当店には大草胃腸散という漢方の胃腸薬があります。このお薬には、ケイヒとウイキョウも配合されています。生ものを食べた後には念のため飲むようにしようと思います。

~薬剤師 鳥居英勝~