今年初めて点鼻薬のお世話になりました。いよいよ本格的な花粉シーズンに入ったようです。

大手家電メーカーのサイトによると、花粉対策の室内の湿度は40~60%が適当とのこと。それより低いと花粉が舞い上がるし、高いとカビが生えやすくなってしまいます。

この“40~60%”は、コロナ対策で推奨されている湿度と同じです。

当店内の今朝1番の湿度は44%と、曇天なのでこの時期にしては高めでした。今、60%に向けて加湿器をフル稼働させています。

ひどい花粉症だと、ちょっとでも花粉に触れると反応してしまいます。換気のときに入ってくる花粉は空気清浄機でやっつけています。

~薬剤師 鳥居英勝~

今朝のNHKニュースおはよう日本で、生理に悩む方が増えていることが取り上げられていました。

ニュースでは、コロナ禍で在宅勤務が増えて、生理前に気持ちがひどく落ち込む方のインタビューが紹介されていました。

生理前にイライラしたり気分が落ち込んだり眠くなったりするのは、多くの方が感じられているようで、月経前緊張症候群として知られています。

それが、コロナ禍において、運動不足、友だちと会うこともできず気分が発散できないなど様々な要因で、重くなっている方が多いようです。

このような症状には、漢方薬が効を奏することが多いものです。上手に気を通すことが大事です。

~薬剤師 鳥居英勝~

img_20210224_101703_resized_20210224_101758637この辺りでは、100m先がかすんで見える程、花粉が飛んでいます。

両鼻が完全に詰まってしまい、毎年本当につらい思いをする私は、今年は鼻洗いを試しています。

『出かける前に洗いながら潤して、外でも合間にも洗い、帰ったらまず洗う。』外出するときは3段構えです。

昨日は風が強い中、杉が多い山で1時間以上過ごしましたが、花粉が粘膜にくっつく量が少なくて済んだのか夜も快適でした。

今は、スプレー式で使いやすく、浸透圧も調整されていて痛くない鼻洗い器が出ています。

花粉症で鼻炎が辛い方は、試してみると良いかも知れません。

あわせて、涙液を補うタイプの点眼薬で目も洗うとバッチリです。

~薬剤師 鳥居英勝~

白鳥 R3/2/22

| 新着情報 |

車で20分位のところで、白鳥を見ることができます。黒川の、鹿沼と壬生の境あたりです。

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これは昨日の様子です。

オオハクチョウが19羽、その近くを鴨の群れが泳いでいました。静かなところなので、鳴き声も良く聞こえます。

~鳥居 英勝~

地震 R3/2/15

| 新着情報 |

一昨日夜の地震は大きかったですね。当店では幸い何の被害もなく、お薬も今のところ順調に流通しています。

10年前の東日本大震災の後は、調剤用のお薬の流通が滞りがちになり、ほぼ順調になるまでに2週間かかったのを覚えています。

そのときの経験から、私は慢性疾患などで処方内容が固まっている患者さんは、処方薬は最低でも2週間分は手元においておかれると良いと思っています。

無駄な医療費を削減するために、残薬を少なくする必要はあります。ただ、いつ大きな地震が起きてもおかしくない現状においては、これは必要在庫と考えて良いのではないでしょうか。

☆☆☆お薬手帳は非常時にとても役に立ちます。普段から整えておきましょう。☆☆☆

~薬剤師 鳥居英勝~

カカオ R3/2/13

| 製剤と調剤 |

明日はバレンタインデー。“友チョコ”というのがあり、今は女の子同士でもやりとりするそうですね。

さて、チョコレートの原料といえばカカオですが、カカオの脂は丁度体温で溶けるので、昔は坐薬の基剤に使われていました。

学生の時にこれで坐薬を作ったことがあります。白い塊で、においはチョコレートのまんま。どう見ても雑に作られたホワイトチョコレートのようでした。実習のパートナーはこっそりかじっていましたが、もちろん甘くなかったようです。

作り方はシンプルで、まずカカオ脂を湯煎で溶かして、そこに薬を混ぜて、型にはめて冷やす。固まれば出来上がり。薬の分量さえ間違えなければ、子供でも作ることができます。

出来た製剤を指でもみもみしていると、ゆっくり融けてきます。チョコレートを持っているとだんだん溶けてくるのと同じです。身体の中でもこんな感じで溶けるんだなーとイメージですることができました。

今の坐薬には、ハードファットと呼ばれる坐薬用基剤が使われています。半合成グリセリドに添加物が配合されていて、融ける温度や混ぜ込む成分、使う場所に合うように、調整されています。

~薬剤師 鳥居英勝~

img_20210212_071450_resized_20210212_071641872今年も、季節の『レモン酵素』が入荷しました。

大高酵素の、プレミアムな酵素(=植物エキス発酵液)に、瀬戸内海でとれた無農薬のレモンを漬込んであります。今月下旬にはレモンのエキスがしみわたり、飲み頃になります。

数に限りがありますので、ご所望の方は早目にお越しくださいね。

さて、コロナウイルスを克服するために日々色々な研究がされています。先日も、5-アミノレブリン酸というアミノ酸が強い味方になりそうだという報道がありました。この素材を主成分としたサプリメントを取り扱っている関係から、その可能性については聞いておりましたが、かなり良いデータが報告されたので驚きました。安全で有用な治療と予防に役立つことになれば良いなと思っています。

ワクチンの接種がもうすぐ始まります。かなりの予防効果が期待されています。ただ、治療薬はまだ開発されておりません。感染することが無いように、マスク・手洗い・消毒・3密を避けるなどの日々の注意と、栄養・休養と睡眠などのお身体のケアーを心掛けることがとても大事です。

それと合わせて、私は腸内環境を調えておくことが本当に大切だと思っています。免疫の70%は腸でできるといわれています。免疫を高く保つためには、腸内を善玉菌でいっぱいにして快便にしておくことがとても大事です。

最初にご紹介したプレミアムな酵素には、自然な発酵で生まれた乳酸菌やオリゴ糖、発酵代謝生成物がたっぷり含まれています。免疫を高く保とうと、うちでは、家族全員、毎日、これを飲んでいます。

毎日、できることをきっちりと行ってまいりましょう。

~薬剤師 鳥居英勝~

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今日の下野新聞のコラムに、県内でアニサキスの発症が増えていることが取り上げられていました。

アニサキスは、主にサバやアジなどの青魚やイカにつく寄生虫です。これを知らずに食べてしまうと、胃の壁にかみついて猛烈に痛むことがあります。こうなると、お医者さんに胃カメラを除きながらピンセットで取ってもらうしかありません。

ちなみに、冷凍・加熱すればアニサキスは不活化します。また、もしも食べた魚に生きたアニサキスが付いていても、よく噛むことでアニサキスに傷をつけて飲み込んでいれば、胃の中で暴れることはないそうです。

東京都健康安全研究センターの研究で、生薬のケイヒに含まれるケイヒアルデヒドや、ウイキョウに含まれるアネトールなどの成分が、アニサキスに対して致死的な効果や、強い運動抑制作用があることが分かっています。

当店には大草胃腸散という漢方の胃腸薬があります。このお薬には、ケイヒとウイキョウも配合されています。生ものを食べた後には念のため飲むようにしようと思います。

~薬剤師 鳥居英勝~

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英国型変異ウイルスの感染者が、昨日栃木県内でも確認されました。また、他の県ではアフリカ型変異ウイルスの感染者も確認されています。

引き続き、気を引き締めて参りましょう。

このところ、『パルスオキシメーター』のお問合せを多くいただきます。

パルスオキシメーターは、指など身体の外側から血中の酸素濃度を測定する医療機器です。正確には、経皮的動脈血酸素飽和度計といいます。肺の機能を把握するのに役立ちます。

新型コロナウイルスが流行する中で、ご自身やご家族のお身体の状態を確認できるようにと、備えておきたいとお考えの方も多いと思います。ただ、昨年コロナウイルスが流行し始めて以来、入荷しにくい状況が続いています。

当店では去年の秋になんとか店内設置用に仕入れることができました。特定保守管理医療機器の分類の機種で、信頼できるものです。その分高価でした。

正規での医療機器メーカーからの供給が滞る中、インターネットで購入したというお話を聞きます。そこで、ネット通販のサイトを見てみると、海外での認証を得ているものが多く、数千円で手に入るものもあるようです。

ただ、これらが日本国内での医療機器認証を得ているかどうかは不明です。医療機器は、品質が大事です。製造から流通・保管まで、丁寧な管理が望まれます。日本での医療機器認証があれば、これが担保されていることになります。

ネットで安価で購入できるものも大抵はちゃんと測定できるものだと思います。ただ、全ての機器がそうだとは言い切れません。そこで、このような日本の認証を受けていない機器は、元気ななんでもない時に測った数値を基準にして、急に下がるなど大きな変化があったら要注意という風に、大きな体調の変化を確認するのに利用するのが良いのかなと思います。

~薬剤師 鳥居英勝~

コロナ禍の今、目や鼻の粘膜からもコロナウイルスに感染する心配があります。花粉症が辛い時期ですが、かゆくてもうずいても、今年はうっかり目と鼻を触ることができません。

これは、大人にはできても子供には難しそうですね。小さな子供の花粉症、昔は考えられませんでしたが、今は当たり前です。

色々な要因が重なり合って発症が低年齢化しているのでしょうが、『油の摂り方』も一因のようです。加工食品などに多く含まれるω6系脂肪酸に対して、日本人はω3系と9系脂肪酸の摂取量が少なすぎており、これがアレルギー体質を誘発しているという考えがあります。今の子供たちは、本当に小さい内からスナック菓子や冷凍食品などの加工食品を食べていると思います。その世代が、3才や4才から花粉症になっているのを見ると、腑に落ちる説です。

良い油は、免疫だけでなく、動脈硬化や頭にも良いと考えられています。うちでは、ω3系の亜麻仁油を生で、ω9系のオリーブ油を加熱用に使っています。

身体は食べたものでつくられます。元気で長生きできるように、1日3食、食べるものには気を付けたいと思っています。

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今日の息子のお弁当。良い色合いに仕上がりました。

~薬剤師 鳥居英勝~